
嵐・二宮和也さん主演ドラマ「開成高校なら、東大へ行く頭脳があるから、弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ開成高校球児の野望~」 原作の書評、あらすじです。
嵐の二宮和也さんが、4月スタートの日本テレビドラマ「弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ高校球児の野望~」(土曜後9・0)に主演しますね。
教師役で、国内有数の進学校(原作本によると、東大進学者日本一の開成高校)の、
弱小高校野球部の監督も務める役です。
開成高校は、修学旅行で飛行機を使わないそうです。
理由は、全国トップレベルの頭脳をもつ生徒達を飛行機事故で失うと「国家の損失」だかなんですね。
いやあ、そんな開成高校にも野球部があるなんて!!
このドラマは、弱くても勝てます!と、甲子園を目指す進学校の話です。
高校野球は3月21日にセンバツが開幕します。
野球の話題で盛り上がりますね。タイミングばっちりです。
4月に入ると、嵐の二宮和也さんがドラマ
「弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ開成高校球児の野望~」の中で、
一緒に甲子園を目指す開成高校の生徒たちと、白球を追う凛々しい姿が見られるんです。
原作本は、
甲子園出場を目指す開成高校野球部を数年にわたって追い続けた、ノンフィクションです。
本当の話なんですね。
「弱くても勝てます」: 開成高校野球部のセオリー
東京大学への合格者が毎年200人近い、勉強オタクが集う超有名な開成高校!
高校野球では、もちろん弱小チームなんですが、
独特の理論に基づいた指導法のおかげで、毎年ソコソコの結果を残しているんです。
まず、
ここの野球部が練習できるのは、週一回だけです。
それも3時間のみ。
それでも平成17年東東京予選大会でベスト16まで勝ち進んでいます。
監督はきっぱりと言います。
野球はゲームにすぎないと。
「野球には教育的意義はない、と僕は思っているんです」。
その奇想天外の発想と練習方法に驚愕です!
常識を超えた戦略が展開されて、
ハイリスク、ハイリターンのギャンブルみたいな闘い方に萌えちゃいますね。
でも、ほんとに弱い野球部なんで、
いつも、こんなヘタレな感じです。
「練習中ゴロは内野手の股を抜け、その後ろの球拾いの股まで抜け、壁で止まる」
「ゆったりした構えから繰り出されるゆっくりした球」
「ボールが来ると、「あっ」と驚くような顔をして一瞬硬直する」
「審判にまで、しっかり捕れ!と注意される」
「強豪校とは設備が違う、グランドの空の青さまで違う」
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こんな弱小開成高校野球部が、甲子園に行くための論理的な、とんでもない戦略とは、
自分たちは下手である(練習は週一回、エラーが伝統。ストライクが入らない。)。
↓
だから一般的な野球のセオリーでは絶対に勝てない
(野球のセオリーは拮抗する高いレベル同士の対戦でしか通用しない)
↓
一般的な野球のセオリーには「相手の攻撃を抑えられる守備力がある」
という前提がある。
開成高校の野球部には、「相手の攻撃を抑えられる守備力がない」
↓
だから守備をしない。
↓
相手に攻撃させなきゃいい(高校野球にはコールドゲームがあります)
↓
試合をコールドゲームにすることを前提に考える。
↓
10点取られるを前提に15点取る方法を考える。(守備練習はしない)
↓
勢いとドサクサに紛れて勝つ方法を狙う。
読んでいると、
なんだか未知との遭遇のような不思議な気分になってきます。
開成高校野球部が、ひょっとしたら甲子園に出られるかも!?と思ってしまいます。
野球部の話なんですが、開成高校という学校の本当の中身が見えてきます。
進学塾見たいじゃないんですね。開成高校は。
もっと自由な校風ですね。
野球部の生徒たちは自分なりに習慣化して勉強をしているんで、勉強をやらされているわけではないんですね。
野球の練習も同じで、生徒たちが、それぞれ自分なりに考えて努力していく。
自分で考えて実行していく力が、強さの秘密なんでしょうね。
嵐の二宮和也主演ドラマ「弱くても勝てます~青志先生とへっぽこ開成高校球児の野望~」には、
日本有数の進学校にやってきた30歳目前の新米教師・田茂青志に、二宮和也。
他の出演者として、野球を愛しているが下手な東大志望のへっぽこ野球部員に福士蒼汰。
さらに豪華メンバー、有村架純、中島裕翔(Hey! Say! JUMP)、山崎賢人、
本郷奏多、間宮祥太朗、桜田通、鈴木勝大、柳俊太郎、平岡拓真、薬師丸ひろ子らの出演が決まりました。