福祉施設指導専門員の収入・年収は400万円。社会的弱者に寄り添う仕事に大きなやりがい

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福祉施設指導専門員の収入・年収は400万円。社会的弱者に寄り添う仕事に大きなやりがい

児童福祉施設や介護施設などの社会福祉施設には、指導専門員と呼ばれる人が利用者の相談や指導などを行っています。

そうした福祉施設指導専門員の種類と特徴について、収入や仕事の大変さを中心に解説していきます。

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1.児童相談員と生活相談員の仕事

福祉施設専門指導員には児童指導員や生活相談員の他にも、障害者施設に勤務する職業指導員・作業指導員といった種類があります。

児童指導員が働いているのは、児童養護施設や児童家庭支援センター・乳児院といった児童福祉施設です。

このうち児童養護施設には親との死別や遺棄・虐待など、さまざまな事情で入所した1歳から18歳までの子供たちが暮らしています。

児童養護施設で働く児童指導員はそういった子供たちを保護して親代わりを務めながら、生活指導や学習指導などを行うのが主な仕事です。

一方の生活相談員は主な勤務先として、特別養護老人ホームやデイサービスセンターなどの高齢者福祉施設が挙げられます。

介護を必要とする利用者を受け入れる際の相談業務に加え、ケアマネジャーと連携を取りながら契約手続きを行うのが生活相談員の役割です。

生活相談員の仕事内容は勤務先の施設によって異なり、特別養護老人ホームではケアマネジャーが生活相談員を兼務しているケースも少なくありません。

2.公立施設と民間施設では収入に差も

以上のように福祉施設指導専門員の勤務先もさまざまですが、それらは公立の施設と民間施設に大きく分けられます。

国や地方自治体が直接運営している施設に勤務する場合は、施設で働く児童指導員や生活相談員も公務員の立場です。

公立の児童養護施設や特別養護老人ホームであっても民間に運営を委託している場合は、社会福祉法人などの職員ということになります。

そういった違いを度外視した福祉施設指導専門員全体の平均年収は、児童指導員で400万円台前半、生活相談員は400万円弱です。

公務員の平均年収はこれより高い水準の約600万円程度と言われていますが、生活相談員はデイサービスセンターなど民間施設に勤務する人も多く含まれている関係で平均年収が下がっているものと推定されます。

児童指導員の場合も民間の児童養護施設などに勤務する人はボーナスなどの待遇面で公務員ほど恵まれていないと見られ、どうしても公立の施設に勤務する人ほど収入面で有利になってくるのです。

3.精神面での負担が大きい仕事

このように勤務先の施設が公営か民営かによって収入に差は見られますが、福祉施設指導専門員は全般にそれほどの高収入が期待できない職業だという点では共通しています。

経験を積んで施設長などに昇進すれば平均以上の収入が得られるようになるとは言え、大半の指導専門員は収入面よりも仕事のやりがいを求めてこの仕事を選んいるのです。

例えば児童指導員を志す人の多くは子供が好きだという点を志望動機に挙げていますが、単に子供好きだというだけでは務まらないほどこの仕事にはいろいろな大変さがあります。

児童養護施設に入所する子供たちの中には両親の愛情に恵まれなかったり虐待を受けていたりして、なかなか心を開いてくれない例も少なくありません。

そうした苦労は高齢者介護施設で働く生活相談員も無縁ではいられず、施設利用者や家族からの理不尽な要求に心が折れそうになることも考えられます。

施設によっては人手不足を理由に、生活相談員も介護を手伝わなければならないケースが出てきます。

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4.社会的弱者に寄り添う仕事に大きなやりがい

障害者施設に勤務する指導専門員も含め、この仕事は社会的に弱い立場にある人たちを支えるという重要な役割を担うだけに残業が多くなりがちです。

特に児童養護施設では入所する子供たちが日常生活を送る場が勤務先となるだけに、学校行事やトラブル等さまざまな理由で時間外労働や休日出勤が発生します。

ただし、介護職とは違い夜勤がありませんし、糞尿処理もありません。これは良い点です。腰痛にもならなくて済みます。児童養護施設では軽度な障害から重度な障害まで、様々な障害特性を持った子がいます。それぞれの場合の障害特性を観察できますし、学べます。その家族からはクレームを受けることは、ほぼありません。感謝されることが多いです。いつも立って仕事をすることが多いですが、体力的には楽です。結構、笑いが絶えない職場でもあります。

就労支援B型の民間施設では、パンの製造・販売、段ボールの処理場搬出などをします。ニッチ部品の仕分けや汚物付着下着のクリーニング等を、知的障害者や精神障害者と作業します。利用者の来所前や帰宅後は作業の準備や片付け、仕込みなどが必要です。就労を目指す、経験を積む場所なので、軽度な障害者が多いです。

生活相談員でも相談対応や契約手続きなどの窓口業務だけでなく、施設運営から介護の手伝いまで1人で何でもこなさなければならない人は同様の苦労を味わっています。

それでも多くの指導専門員はこの仕事に大きなやりがいを感じながら、仕事の大変さも充実感に変えるだけの前向きな姿勢を持っているものです。

そうしたポジティブな思考の原動力となっているのは、困っている人を助けてあげたいという社会福祉への情熱です。

勤務先の施設は違っても福祉施設指導専門員は社会的貢献度が高いという点で共通しているため、誇りを持って仕事に取り組むことができます。

5.勤務先の施設ごとに異なる資格要件

指導専門員として福祉施設に採用されるには、事前に必要な資格を取得しておくことも必要です。

求められる資格は勤務先の福祉施設によって異なるため、大学や短大・専門学校といった学校の選び方も重要になってきます。

児童指導員の任用資格を得るには4年制大学の社会福祉・心理・教育・社会に関する学部学科か、または福祉系の専門学校など厚生労働大臣指定の養成学校を卒業するのが近道です。

小学校・中学校・高等学校の教諭免許状を持つ人や、社会福祉士・精神保健福祉士の資格を持つ人も児童指導員の任用資格に該当します。

社会福祉士や精神保健福祉士の有資格者は生活相談員の資格要件も満たしますが、それ以外の人でも社会福祉主事任用資格を取得することで生活相談員になる道が開けるものです。

それ以外で採用時に優遇される可能性のある資格としては、生活相談員が介護福祉士やケアマネジャー、児童養護施設や乳児院の児童指導員では保育士が挙げられます。

利用者への愛情が不可欠な福祉施設指導専門員の仕事

保護を必要とする子供たちや介護を要する高齢者、自立に向けて努力している障害者など、世の中には支援が求めれられる人が少なくありません。

福祉施設指導専門員はそうした人たちに寄り添いながら、より良い生活が送れるように支えている存在です。

この仕事を続けていくには、何よりも入所者や利用者に対する愛情が欠かせません。

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