時計技術者の収入・平均年収は450万円前後。時計の製造や修理を行うのが仕事

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時計技術者の収入・平均年収は450万円前後。時計の製造や修理を行うのが仕事

高級腕時計は地位や収入の象徴となるアクセサリーとして根強い人気がありますが、定期的なオーバーホールも必要になってくるものです。

そんな時計の製造や修理を行う時計技術者について、収入面などを調べてみました。

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1.時計製造工と時計修理工

時計技術者には大きく分けて時計製造工と時計修理工の2種類があって、勤務先もそれぞれ違ってきます。

製造を担当する時計技術者は時計メーカーが主な就職先となるのに比べ、時計修理工は時計メーカーの他に時計店や修理工房も含まれるため仕事の場も幅広いものです。

時計は非常に精密な構造を持つ精密機器だけに、修理はもちろん製造を担当する人にも高度な技術が要求されます。

時計メーカーに勤務する製造工には部品製造を担当する人と組立を担当する人がありますが、高級腕時計は現在でも大半が手作業で1点1点ていねいに組み立てられているのです。

時計メーカーにはそうした製造工の他に修理工も在籍しており、オーバーホールや修理の依頼に応えています。

同様の修理や分解点検・電池交換を行う時計販売店や時計修理店には、時計メーカーよりも安い料金で請け負っているところが少なくありません。

2.勤務先によって大きく差が出てくる年収

時計技術者の収入は以上のような製造工と修理工の違いや、勤務先によってもかなりの差が見られます。

時計技術者全体の平均年収は450万円前後と言われていますが、その中でも時計販売店で修理も担当している人の場合は平均年収が300万円から400万円程度とやや低めです。

時計店の中には経営規模がそれほど大きくない店も少なくないことから、大企業が多い国内の時計メーカーと比べると収入面でどうしても不利になってきます。

大手時計メーカーに勤務する時計技術者の場合は製造工と修理工も含めて平均年収が500万円から600万円と推定され、会社員の平均を上回る水準です。

そうしたメーカーは初任給こそ20万円前後で平均的なレベルですが、勤続年数が長くなるほど給料がアップするので安定した収入につながります。

時計修理を専門とする工房を経営する人の年収は300万円未満から500万円程度までと幅が見られ、いかに多くの顧客を確保するかという点に収入が大きく左右されるものです。

3.技術を身につけるには長期間の経験が必要

時計の修理を担当する職人には特に高度な技術が求められるため、独立開業を目指す際には自分の腕だけが頼りになってきます。

日本の時計メーカーはクオーツ式の分野で世界に高く評価されていますが、長い歴史を持つスイスの高級腕時計メーカーは現在でも機械式時計を多く製造しているものです。

機械式時計はクオーツ式以上に精密な構造を持っており、長く使い続けるには定期的な分解点検が欠かせません。

不具合が生じた場合の修理でもそのような高級腕時計を分解する際には細心の注意を払う必要があるため、修理を担当する時計技術者にとっては大変なプレッシャーのかかる仕事です。

価格が数百万円から数千万円という高価な腕時計の修理やオーバーホールを依頼される例も少なくないだけに、お客様の大切な時計を預かる技術者には確かな腕前が求められます。

そうした上得意客の信頼を得られるほどの技術を身につけるには、一般に10年以上の長い年月を要すると言われるほど修行の厳しい世界です。

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4.優秀な時計技術者は海外でも活躍が可能

国内の時計メーカーや時計店に勤務する場合でも、独立開業して工房を開いた場合でも、時計技術者が年収1000万円以上という高収入を得るのは難しいものです。

時計製造はもちろん時計修理も地道な細かい作業だけに、大量の仕事を請け負うにしても限界があります。

機械式腕時計のオーバーホール価格は割高とされているスイスの高級時計メーカーでも6万円台となっており、国内の民間時計修理店はこれより安い料金で分解点検を引き受けなければ顧客が確保できません。

一方でスイスの時計メーカーに勤務する時計技術者の中には年収1000万円を上回る人もいるというデータもあるだけに、優れた技術を身につけた技術者は日本から海外へ進出することで高収入実現への道も開けてきます。

平均よりは上の給与水準にある国内の大手時計メーカーでも満足している社員は少なくありませんが、時計技術者は腕次第でさらに大きく収入を増やせる可能性を秘めた専門職です。

5.実務経験が必要な時計修理技能士

時計技術者のうち時計メーカーに製造工として就職するには特別な資格なども不要ですが、時計修理を行う技術者には時計修理技能士という国家資格があります。

この資格を持っていなくても時計修理は可能とは言え、資格を取得すれば時計店への転職や独立開業の際にも有利になってくるものです。

時計修理技能士には1級から3級まであって、最も難易度の低い3級でも受検資格には6ヵ月以上という時計修理の実務経験が求められます。

2級の受検資格は3級合格者または実務経験2年以上で、2級や3級の資格を持たない人が1級の試験を受けるには7年以上の実務経験が必要です。

いずれも時計の種類や構造・修理方法などの知識を問う学科試験に加え、級ごとに異なる内容の実技試験が実施されます。

名称独占資格の時計修理技能士は時計店や修理工房の集客にも活用できる資格ですが、時計修理を学べる専門学校は少ないため、時計店や時計メーカーなどで実務経験を積むことが資格取得への近道です。

手に職をつけて高収入を狙える時計技術者

最近では携帯電話やスマートフォンでも時刻が確認できるため、腕時計を持たない人が増えています。

一方で高級腕時計はファッションアイテムとして高所得層の人気が高いだけに、修理や分解点検を行う時計技術者も一定の需要があります。

手先が器用で細かい作業が得意な人にとっては、時計技術者も有力な職業選択肢の1つです。

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