樹木医の収入・年収は500万円。樹木の健康状態を診断し対策を講じる仕事

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樹木医の収入・年収は500万円。樹木の健康状態を診断し対策を講じる仕事

珍しい仕事の1つとしてテレビ番組でも紹介される機会が増えた樹木医は、審査に合格した人だけが取得できる民間資格です。

樹木の医師と言われる樹木医と一般の医師との違いや、収入面と社会的意義について案内します。

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1.所属する造園会社や研究機関等によって異なる収入

人間の患者を対象とする医師や動物を対象とする獣医師は、病院に勤務したりクリニックを開業したりすることで医療従事者としての役割を果たしています。

医師や歯科医師・獣医師は国家資格のため診療行為を行う場所が限られていますが、民間資格の樹木医は活躍の場も広いものです。

樹木医として開業している例はむしろ少なく、大半の人は造園会社や研究機関・公共施設などに所属しながら樹木に関わる仕事に従事しています。

そのため樹木医の収入は所属先によって異なり、その給料も樹木医ではなく造園会社の社員や施設の職員として支給されているのです。

造園会社の場合は平均年収が400万円程度と言われていますが、樹木医の資格を取ることで資格手当が支給される会社もあります。資格手当ても入れると、年収は500万円といったところでしょう。

樹木の調査・研究や管理等に関わる業務経歴7年以上で樹木医の応募資格が得られるため、未経験者がいきなり樹木医として就職できるわけではありません。

2.樹木の健康状態を診断し対策を講じる仕事

国家資格が必要な職業であれば、事前に試験を受けて合格した後に就職先を決めるのが一般的な流れとなります。

そうした職種では就職1年目の収入もある程度計算できますが、認定されるまでに一定の業務経験を要する樹木医は働きながら取得を目指す種類の民間資格です。

樹木医を目指す場合の初任給は造園会社に就職した場合で16万円から20万円程度、教職員や大学の研究所職員なら20万円から24万円程度となります。

樹木医の資格を得た後も同じ仕事を続けるのが一般的で、造園会社であれば樹木医に認定されることで顧客の信頼度が高まります。

樹木医は依頼主の相談に応じ、病気になったり樹勢が衰えたりした木をよく観察して原因を突き止め治療方針を決定しなければなりません。

樹木医は生物顕微鏡やphメーター・木材水分計などさまざまな道具や機械を使って樹木を検査しており、処置方法も薬剤散布や剪定から伐採にまで多岐にわたります。

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3.高所作業も多く害虫対策が必須

樹木医は木が好きな人であれば誰にでも適性があるように思われがちですが、実際にはなかなか大変な面もあります。

特に樹木医として不向きだと考えられるのは、高所恐怖症の人と虫が苦手な人です。

幹を調べるだけでは樹木の健康状態を正確に把握できない例も多く、場合によっては枝や葉の状態を詳しく調べるため脚立やはしごを使って高い位置まで登る必要も出てきます。

病害虫を防ぐための薬剤散布や枝の剪定を行う際にもそうした高所作業が強いられますので、樹木医は何かと危険も伴う仕事です。

樹木にはさまざまな昆虫も集まっていますので、虫への抵抗が少ない人ほど樹木医に向いています。

カブトムシやクワガタのような昆虫ならともかく、毒針を持った毛虫が大量発生したり、スズメバチが巣を作ったりしているケースでは安全対策も欠かせません。

夏の炎天下や冬の寒い中での屋外作業では熱中症対策や防寒対策も必要です。

4.樹木の健康な成長を実現できる充実感

物言わぬ樹木を相手にした仕事には相応の苦労も付きものですが、植物や自然が好きな人にとってはやりがいのある仕事です。

造園会社や研究機関で働く樹木医は愛情を持ちながら木と接しており、病気になった木を元気にする仕事から大きな喜びを得ているものです。

自身の科学的知識とさまざまな機器や道具類を駆使し、樹木の健康を回復できたときの充実感は人間や動物を相手にした医師・獣医師と変わるところがありません。

国家資格の医師免許や獣医師免許を取得するには高額の教育費用も必要ですが、樹木医になるにはそこまでの費用がかからないという点も魅力の1つです。

全国の神社仏閣や名所旧跡の中には天然記念物に指定された木や樹齢数百年クラスの老木も多く、勤務先によってはそうした名木の健康管理にも関われる可能性があります。

公園に植えられた木や街路樹などを美しく維持する上でも、各地域の樹木医が大きな役割を果たしています。

5.樹木医補は実務経験期間が1年に短縮

樹木医の資格を取得するには筆記試験と業績審査による第1次審査に加え、研修と面接を経て資格審査を行う第2次審査で総合的評価を得る必要があります。

合格者は毎年100人程度でこれまでに累計2千人以上の樹木医が認定されているとは言え、合格率は約20%という難関です。

前述の実務経験があれば樹木医の応募資格を得るのに学歴も不問ですが、現在では実務経験1年で樹木医の応募資格が得られる樹木医補の制度が導入されています。

資格養成機関に認定された全国の大学等で申請に必要な科目を履修すれば、樹木医補試験の受験資格が得られるのです。

樹木学や樹木生理学・森林保護学・野生動物管理学といった知識を事前に身につけることで、樹木医の資格審査にも合格しやすくなります。

そうした養成機関で樹木や森林に関する基礎知識を学び、樹木医補試験に合格した上で造園会社や研究機関等に就職するのが樹木医になるための近道です。

長い経験が必要な樹木医の仕事

造園会社等で働く樹木医は一般の医師と比べて収入は劣りますが、仕事の本質に共通点は多いものです。

人々に癒やしと心の潤いを与えてくれる樹木が健康管理の対象とされる点に理解が進み、樹木医の社会的認知度も高まっています。

樹木医は比較的新しい職業ですが、樹木を愛する人々から頼りにされる存在となりつつあります。

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