測量士の収入・平均年収は450万円。さまざまな測量機器を扱う外業と図面を作成するデスクワークが仕事

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測量士の収入・平均年収は450万円。さまざまな測量機器を扱う外業と図面を作成するデスクワークが仕事

建設工事の設計図作成や地図製作の際には専門機器を使って測量を行う必要も出てきますが、そうした作業を担当するのが国家資格の測量士です。

地味なイメージを抱きがちな測量士の収入や仕事の意義について紹介します。

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1.さまざまな測量機器を扱う外業と図面を作成するデスクワーク

測量士は測量に関する計画の作成と実施を主な仕事とする職業で、測量士補が測量士の指示に従いながら実際の測量作業を担当する例も珍しくありません。

測量士や測量士補の勤務先としては測量会社が多くを占めており、国土地理院・地方自治体などに所属する公務員や建設会社に勤務する社員の中にも測量士の資格を持つ人がいます。

測量会社が依頼を受ける測量の仕事は、道路や建造物の工事を設計するのに欠かせない土木測量が大半です。

外業と呼ばれる測地測量では水準器や光波測距儀・トランシット・GPSといった専門的な測量機器を使用しながら、測点の位置や高さを測定していきます。基準点測量や水準測量、実測線測量(中心線・仮BM・縦横断)、用地測量、写真測量(航空写真・地上写真)等です。

測定されたデータを分析・加工し、CADシステムなどのコンピュータを駆使して図面を作成するデスクワークも測量士の重要な仕事です。

仕事の依頼先によってはこうした土木測量に加え、地図測量や地籍調査のための測量を手がける場合もあります。公共事業や民間事業、また道路や河川、港湾・漁港、海、市街地、山間地、農地、森林とあらゆるところを測量する機会が得られます。

2.会社員の平均と大差のない給与水準

測量士は測量事務所などを経営している会社に勤務する就業形態が多くを占めますが、そうした測量会社の大半は中小企業です。

一般に給与水準も会社の経営規模に比例する傾向が見られることから、平均を大きく上回るほどの高収入を得ている測量士は少ないと見られます。

測量士補の資格を持つ人が測量会社に就職した場合の初任給は15万円から18万円程度で、他の業種と比べても高い水準とは言えません。

測量士補を経て測量士の資格を取得しながら実務経験を積めば給料がアップするため、測量士全体の平均年収は450万円前後にまで上がります。

測量士の年収水準で500万円台の人が最も多い点を考えれば会社員全体の平均年収よりやや高めとも言えますが、測量会社に勤務する限りは極端な高収入は望めないというのが実状です。

ちなみに測量士補の資格を持つ人の中にはアルバイトや派遣社員として働いている人も多く、この場合は1500円以上という高めの時給に設定される例が多くなっています。

3.測量の仕事には体力を要し炎天下での作業も

街を歩いていると道路で測量の作業を行っている人の姿を見かけることがありますが、そうした測地測量の仕事は道路だけに限りません。

地図を製作する場合はもちろん土地の登記に伴う調査を行う際にも測量が必要となるだけに、場合によっては人里離れた山の中や原野で測量を行うことも考えられます。

測量士の仕事にはデスクワークも多く含まれるとは言え、仕事柄このような野外作業はどうしても避けられないものです。

道路や橋梁などの建設予定地にも雑草だらけの土地が少なくないため、測量作業は体力が求められる仕事でもあります。

真夏の炎天下でも仕事の依頼があれば現場へ出かけていって長時間の測量に従事しなければならず、人によっては冷房の効いたオフィスで仕事ができる人がうらやましく思えることも少なくないのです。

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4.他の資格と合わせて取得すれば独立開業も可能

測量士の仕事には以上のような大変さもありますが、道路を建設するにしても橋を造るにしても最初に正確な設計図を作成することが欠かせません。

さまざまなハイテク技術を駆使した測量作業に従事する人がいるからこそ、人々の生活を便利にする社会インフラも成り立っているのです。

時には過酷な天候条件の下で大汗をかきながら測量を行いながらも、測量士たちはそうした公共性の高い仕事に誇りを持って取り組んでいます。基準点・水準測量をしていると、自然に物理学の素養も身に付いてきます。

自分が測量に関わった公共工事が無事に終わって道路や橋・施設などが完成したときには、工事を担当した人たちに劣らず測量士も大きな喜びが得られるものです。

個人や民間企業から依頼される地籍調査の仕事も当事者にとっては極めて重要な意味を持つため、測量士の果たす役割も決して小さくはありません。

測量士の中には行政書士や土地家屋調査士の資格を合わせて取得し、登記申請に関わる業務をワンストップで手がける仕事で独立開業を実現させた人もいます。

5.難関の測量士試験を受験せずに資格を取得する方法

測量業務だけを手がける場合は測量会社の社員として勤務するのが測量士の一般的な働き方ですが、登記申請に関わる資格も持っていれば仕事の幅が大きく広がります。

土地家屋調査士も行政書士も国家試験の合格率が10%前後で決して簡単に取得できる資格ではないだけに、測量士の資格と合わせて取得している人は希少価値も高いものです。

測量士になるための国家試験そのものも合格率がやはり10%前後で、試験に合格して資格を取得するのは簡単でありません。

一方では国の認定を受けた大学で測量に関する科目を修了後に1年以上の実務経験を積めば、試験を受けずに測量士の資格が取得可能です。

同様に認定された短大や高専・専門学校で学んだケースでも一定年数の実務経験を経ることで、無試験でも測量士または測量士補になる道が開けます。

測量会社の中にはそうした学校の卒業者を優先的に採用し、測量士や測量士補の資格取得をサポートしているところが少ないものです。

専門機器を使って特殊な業務に携わる国家資格「測量士」

測量士の仕事には現場で測量機器を使って位置や高さを割り出す測地測量だけでなく、写真測量や地図編集など多彩な作業が含まれます。

いずれも専門性が高く難しそうに見える仕事ですが、数学や工学が好きな人は測量士に向いています。

そうした資質の持ち主にとっては、最新の測量技術に触れられる点でも魅力的な職業です。

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