社会保険労務士の収入・年収は670万円。社会保険・労働関係の手続き代行や調停が主要な業務

お金を稼ぐ方法ネット>>お金の悲喜>>社会保険労務士の収入・年収は670万円。社会保険・労働関係の手続き代行や調停が主要な業務

社会保険労務士の収入・年収は670万円。社会保険・労働関係の手続き代行や調停が主要な業務

士業の中でも人気が高まっている社会保険労務士は、試験が難関で合格率が低いことでも知られる国家資格です。

企業の総務・人事部に勤務しながら資格を取得する場合も含め、社会保険労務士の収入や仕事について紹介します。

スポンサードリンク

1.社会保険労務士事務所の初任給は20万円前後

社会保険労務士の試験に合格した場合の就職先としては、社会保険労務士事務所や法律事務所を想定している人が多数を占めます。

そうした事務所は全国各地にあるため資格を持っていれば就職先に困らないと思いがちですが、社会保険労務士は全国に3万人以上いるため新たな求人数は決して多くないものです。

一般企業の総務部や人事部も社会保険労務士の資格や実務経験を持つ人が歓迎される職場ですので、試験合格後の有力な就職先となります。

社会保険労務士事務所に就職した場合の初任給は20万円前後と言われており、一般の事務職と比べてそれほどの差はないのが実状です。

社会保険労務士は勤務登録が認められている唯一の士業で、むしろ大手企業の総務部や人事部に採用された方が収入面で有利となる場合も少なくありません。

勤務登録や独立開業も含めた社会保険労務士全体の平均年収は、会社員の平均水準より高い約670万円と推定されます。

2.社会保険・労働関係の手続き代行や調停が主要な業務

どの企業でも従業員を雇用することで事業活動が成り立ってますが、正社員だけでなくパートタイマーや契約社員など非正規雇用も含めた従業員の管理には頭を悩ませている企業も少なくありません。

労働基準法や雇用保険法・健康保険法など労働・社会保障に関するさまざまな法律を遵守しながら、行政機関への申請や届け出などの煩雑な手続きも手落ちなく進めていかなければならないのです。

総務や人事を司る部署に十分な人員を割くことが難しい中小企業では、それらの業務を社会保険労務士に外部委託することで会社を運営しています。

社会保険労務士事務所では企業の依頼に応じた労働関係紛争の調停やコンサルティング業務に加え、年金に関する相談に至るまで幅広い業務を行っています。具体的には、労務相談(職場ルールの憲法とも言える就業規則や諸規則整備、労使間のトラブル紛争の解決やアドバイス、労働法全般)各種社会保険手続き・相談、36協定や就業規則等の整備、給与計算、調査の立会、セミナー・研修講師などですね。

ブラック企業や過重労働が大きな社会問題として取り上げられる中、社会保険労務士は労働と社会保障の専門家として大きな役割を果たしています。

労働法の改正や各業界を取り巻く環境変化に敏感に対応する必要があります。一生勉強を続け、研修を受けることも欠かせませんが、その分、どんどん顧客が増えていきます。

3.社会保険労務士の仕事の良い点や気をつける点

社会保険労務士は顧問先のお客様の相談を受けることで感謝されます。これにはやりがいを感じられます。中小企業や零細企業や大企業までバラエティに富んだお客様と仕事をするため、世の中を色々見られ、しかも報酬を得られるのは面白いです。また社会保険・労働法など仕事で扱う内容が、とても生活に身近なことなので、プライベートでも友人知人の相談を受け、感謝されます。

自己研鑽や勉強と仕事が一体となっています。そのため、仕事に興味を持てれば、常に人間として成長することができます。一方、労働条件や各種保険の事など、細やかな神経を使いながら、顧問先と継続的に関るので、当然、責任も大きいです。あまり深く考えすぎたり悩み過ぎないことが大事ですね。

4.受験資格と試験の合格率

社会保険労務士になるには難関とされる国家試験に合格した上で、社会保険労務士事務所や一般企業で2年以上の実務経験を積んで名簿に登録されるコースが一般的です。

一定の実務経験があれば試験科目をすべて免除される制度もある他に、弁護士の資格を取得した場合も社会保険労務士として名簿登録が可能です。

大半の人は社会保険労務士試験を受験して資格所得を目指していますが、この試験は合格率が低いことで知られています。

大学・短期大学・高等専門学校の卒業者に加えて大学で62単位以上を修得した人も社会保険労務士試験の受験資格を持ち、この他にも行政書士や司法書士などの国家資格保有者の受験が認められています。

近年では毎年4万人前後の人が受験して合格者は数千人程度となっており、最も低い平成27年度は合格率がわずか2.6%でした。

社会保険労務士試験の合格率は年による変動も大きいですが、過去10年間で10%を上回った年はありません。

スポンサードリンク

5.試験難易度に見合った高収入を得るには独立開業も視野に

社会保険労務士は以上のような超難関の試験に合格することで独占業務を行う権利が得らるようになりますが、その就労形態は前述の通り多種多様です。

社会保険労務士の資格取得後に独立開業した場合も含め、試験の難易度に見合うだけの高収入が約束されているかと言えば必ずもそうとは限りません。

実務未経験者が試験に合格した後で社会保険労務士事務所に就職した場合は、一般の企業とほとんど変わらない初任給からスタートすることになります。

企業の人事部や総務部に採用された場合は資格手当が加算されて収入を増やせる場合も多く、実務経験を積むごとに社内での昇進にも有利となっていくものです。

とは言え会社組織に所属する中では高収入を実現させるにしても限界があることから、独立開業を視野に入れて社会保険労務士試験に挑んでいる人も少なくありません。

独立しても企業からの業務依頼が得られなければ安定した収入も確保できませんので、相応の営業ノウハウも必要になってきます。

6.顧客の信頼を獲得すれば大幅な収入アップも可能

労務人事管理の業務は確かに煩雑ですが、業績が振るわない企業の中には社会保険労務士に頼らず、自社の総務部だけでそうした業務を賄いながら経費を切り詰める傾向も見られます。

景気は緩やかな回復傾向にあるとは言え、地方の中小企業にまでは景気回復の恩恵が及んでいないのが現状です。

独立開業を果たした社会保険労務士にとってはそうした中小企業がメインの顧客として想定されるため、独立に成功して高収入を得るには集客のための営業努力も欠かせません。

独立して間もないうちは企業からの信頼が得にくいものですが、年金や社会保険分野に特化したファイナンシャルプランナー業務を展開して成功を収めている社会保険労務士の例も見られます。顧問契約先が増えると収入も安定すしますし、さまざまな業種の方と知り合えるので人生経験が深まります。給与計算も請負う場合がありますが、その時は顧問先の税理士の方に連絡し情報共有をすると、さらに顧問先の役に立てます。顧問先の社長だけではなく、社員の方々も大事なお客様です。

地域の企業から信頼を獲得して新規顧客を開拓できれば、勤務登録の形で企業に所属するよりも大幅な収入アップが可能です。

そうした点で社会保険労務士は、他の士業と同様に大きな将来性を秘めた職業です。

独立して高収入を狙うことも可能な社会保険労務士の仕事

社会保険労務士の資格を取得して安定した収入を得ていくには、勤務登録しながら企業の一員として働くという選択肢もあります。

勤務登録の形では年収1000万円以上を稼ぐのが難しいことから、独立開業も視野に入ってきます。

一口に社会保険労務士と言っても、以上のような就業形態の違いによって収入に差が出てくるのです。

スポンサードリンク

社会保険労務士の収入・年収は670万円。社会保険・労働関係の手続き代行や調停が主要な業務に関連する記事

人気記事ランキング