ローム株式会社の社員の平均年収・仕事内容、良い点、悪い点は?

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ローム株式会社の社員の平均年収・仕事内容、良い点、悪い点は?

一般的な知名度はそれほど高くないものの、株投資家の間で優良企業として知られている会社には電子部品メーカーや化学メーカーなどが多いものです。

そうした企業の1つローム株式会社の社員について情報を整理しました。

1.LSIと半導体素子を主力製品とする電子部品メーカー

京都市に本社を置くローム株式会社は、主に集積回路や半導体素子といった製品を製造している電子部品メーカーです。

1954年に東洋電具製作所として創業し、抵抗器の製造を始めたのがローム株式会社の歴史の始まりです。

特にLSIと呼ばれる大規模集積回路の製造を得意としており、クライアント企業の求める仕様に応じて集積回路を柔軟に構築するカスタムLSIで人気を集めてきました。

ロームは国内の集積回路メーカーとしてトップシェアを誇るだけでなく、トランジスタやダイオードといった半導体素子の分野にも強みを持ちます。

4000億円に迫る連結売上高のうちLSI事業が半数近くを占めますが、売上構成比3分の1以上に達する半導体素子も会社の安定した業績を支える主力事業の1つです。

ロームは自動車関連企業やAV家電を製造する電機メーカーに加え、産業機器メーカーも含めた多くの企業を取引先としています。

それだけにロームの株式は超安定銘柄と言われ、投資家の間で根強い人気を維持しています。

2.部門ごとの主な職種と仕事内容

ローム株式会社の従業員は連結子会社を含めると2万人以上に達しますが、子会社を除く単体では3千人余りを数えます。

ロームの手がけるLSIやトランジスタ・ダイオード・抵抗器といった電子部品の製造は子会社が担当しており、ローム株式会社に所属する社員の仕事は研究開発や営業・管理業務が中心です。

ロームの社員は技術職と営業職に管理部門を加えた総合職と、受付や秘書・事務を担当するエリア限定の一般職に分かれます。

新卒社員の採用人数で半数以上を占める技術職は、研究開発と商品開発・生産技術開発・生産システム開発といった開発に関わる職種が大半です。

商品戦略を担当する職種や情報システム開発担当なども、理系大学・大学院の卒業者を採用対象とする技術系の職種です。

生産管理職が含まれる管理部門には、調達や知的財産担当のように先端技術を扱う企業に欠かせない職種もあります。

人事・総務・経理・法務・広報宣伝など、一般の企業と共通する職種も管理部門の一員です。

3.社員の平均年収は700万円前後で推移

ローム株式会社に新卒で採用された社員の初任給は、学歴と職種によって相応の差が設けられています。

技術系の職種は大卒初任給が2017年の実績で22万4000円、営業職と管理部門の職種が21万4000円となっており、いずれも上場企業の平均的な大卒初任給を上回る水準です。

エリア限定職は一般職に相当する職種のため、初任給は大卒でも19万1000円で低めの水準となっています。

修士了が24万6000円で博士了が26万2700円と設定されている技術職は基本給に最も恵まれた職種ですが、営業手当が加算される営業職は業績次第で技術職以上に稼ぐことが可能です。

ロームに属する社員全体の平均年収は、平成29年3月31日現在で684万円と有価証券報告書に記載されています。

この数字には有期労働契約に従って雇用されている社員も一定数含まれるため、総合職の正社員に限定すれば平均年収はもっと高い水準と推定されます。

過去の年収推移を見ても平均年収は700万円前後で安定しており、その年のボーナス次第で平均値が増減している現状が見て取れます。

4.オーナー企業に近い社風で離職率は高め

ローム社員の中でも技術系の職種や営業職は給料に比較的恵まれていますが、研究開発や営業の仕事にはどうしても残業が付きものです。

就職四季報にはロームの平均残業時間が3.6時間と記載されてはいるものの、この数字は必ずしも現状を反映しているとは言えません。

厚生労働省が設置している「女性の活躍推進企業データベース」によると、ロームの技術系総合職は1ヶ月あたりの平均残業時間が33.1時間、営業・管理系総合職は24.1時間にも達しています。

平均残業時間が5.4時間にとどまる一般職との差は大きく、責任のある職務を与えられている社員ほど仕事の負担が残業時間に反映されていると言えます。

ローム株式会社は東証1部上場企業ですが、現在でも創業者の影響力が大きく、オーナー企業に近い社風を持つのが1つの特徴です。

部署によっては体育会系の雰囲気があって激務を強いられる可能性もあるせいか、2012年に新卒入社した社員の3年後離職率は20.5%にも達していました。

5.若手社員にも積極的に仕事を任せる社風は高評価

ローム株式会社は投資家の間で高評価を得ている一方で激務が容認されるような一面もありましたが、若手社員にも積極的に仕事を任せる社風も同時に持ち合わせています。

もともとは創業者の佐藤研一郎氏が大学在学中に炭素皮膜抵抗の特許を考案し、小型抵抗器を製造するメーカーとして起業した経緯がある会社です。

創業当初のベンチャー精神は現在のロームにも着実に受け継がれており、仕事の上では既成概念にとらわれず新しいことにチャレンジしていける雰囲気が社内に醸成されています。

研究開発など技術系の職種でも、営業や管理部門を担当する職種でも、仕事を通じながらロームの社員として大きく成長できる点が1つの魅力です。

秋のロームフェスタなど年間で20回以上を数えるという社内イベントも社員に好評で、充実した住宅補助や利用可能な保養施設など福利厚生もしっかりしています。

高かった3年後離職率も2013年新卒入社組は9.7%へと低下しており、働きやすい環境が整備されつつあります。

安定した業績が魅力の優良企業・ローム株式会社

グローバルに事業を展開しているローム株式会社では、世界各地の拠点で教育支援や災害復旧支援・清掃活動などCSR活動にも熱心に取り組んできました。

そうした評価も業績の安定につながり、ローム株が優良銘柄となっている面があります。

雇用が安定していて年収水準も高いロームは、人生設計が立てやすい会社だと言えます。

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