刑務官の収入・年収は620万円。受刑者の監督から生活指導まで職務は多忙

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刑務官の収入・年収は620万円。受刑者の監督から生活指導まで職務は多忙

公務員にもいろいろな種類がありますが、中でも刑務官は意外に多く全国に17600人ほどが勤務していします。

特殊な職業と見なされながらそれだけの人手を必要とする刑務官は、肉体面と精神面ともにハードな仕事です。

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1.刑務官は行政職より高い公安職の給与体系

公務員に支給される給料は法律で決められていますが、刑務官はその中でも金額面で優遇されています。

一般的な公務員に適用される行政職俸給表と比べ、刑務官に適用される公安職俸給表は12%ほど高い水準の給与体系です。

国家公務員の中では刑務官の他に海上保安官や入稿警備官・公安調査官などがこうした公安職に属し、地方公務員の警察官や消防吏員とともに行政職と比べて給与面で恵まれています。

広い意味での治安を司る職務の関係上さまざまな危険を伴う場合も想定され、一般行政職よりも心身ともに負担が大きい点に配慮しています。

刑務官全体の平均年収は620万円前後と言われていますが、初任給は18万円程度です。

諸手当やボーナスも充実しているだけに、年収は就職1年目でも400万円に達すると推定されます。

刑務官も一般の公務員と同様に長く勤めるほど給料も順調に上がり、昇任試験に合格して役職がつくと平均年収を大きく上回ることも可能です。

2.受刑者の監督から生活指導まで職務は多忙

公務員の中でも給与面では恵まれている刑務官ですが、仕事はそれだけハードで重い責任を伴います。

46都道府県に存在する刑務所に少年刑務所や拘置所も加えた法務省管轄の刑事施設が、全国1万7千人以上からなる刑務官の主要な勤務先です。

裁判で懲役刑が確定した受刑者が刑務作業を行う刑務所では、刑務官は受刑者に規則正しい生活を送るよう指導する役割も担います。

時には刑務作業の技術指導役を兼ねることもある刑務官は、受刑者が更生して社会復帰を果たすのに欠かせないサポート役です。

受刑者の監視、巡回、投薬や配食。健康維持のために運動をさせたり、入浴させます。施設の点検に加え、管理業務の合間には報告書作成など事務作業もこなしています。

中には凶悪犯罪を犯して服役している人も含まれることから、受刑者の監督から生活指導を担当する中では不測の事態に備えた保安意識も求められる仕事です。

3.更生をサポートする仕事にやりがい

保安意識が求められるという点では刑務官も警察官や海上保安官・入国警備官などと共通する面がありますが、そうした公安職の中でも刑務官は立ち位置が異なります。

犯罪を犯した人の更生サポートに力点が置かれる刑務官の保安意識は、犯罪を取り締まるという単純な正義感だけでは測れないのです。

特に刑が確定した受刑者を収容する刑務所や、犯罪を犯した少年の更生を目的とする少年刑務所に勤務する刑務官にそうした意識が強く求められます。

それらの刑事施設に勤務する刑務官は、受刑者の更生と社会復帰を支える仕事に対して他の職業にないやりがいを感じているものです。

未決囚や刑が確定した死刑囚を収容する拘置所勤務の場合は意識の持ち方も違ってきますが、そうした施設も社会の治安を維持していく上では必要です。

国民が安心して暮らせる世の中を守っているという高い職業意識に支えられながら、刑務官としての誇りをもって拘置所勤務の仕事に取り組むことは十分に可能です。

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4.心身ともにハードな勤務で離職率も高い

受刑者や収容者に対して規則正しい生活を強制する以上、刑務官自身にも同様の規律が求められる点は避けられません。

受刑者や未決囚・死刑囚との接触では常に緊張を強いられ、厳しい自己管理と妥協を排した公平な勤務態度も刑務官には求められます。

刑務官には同じ公安職の警察官や自衛官などと同様に職場内の上下関係が厳しい面もあり、行政職と比べて人間関係も閉鎖的となりがちです。

そうした点に重圧を覚えて長続きしない人も少なくないことから、刑務官は自衛隊員や入国警備官などと並んで離職率が高いことでも知られています。

犯罪に関わった人を監督する立場にある刑務官だけに、採用の際にも柔道などの武道有段者が有利な面もあります。

そうした肉体面だけでなく、受刑者同士の諍いや規則違反などの問題発生も珍しくない刑務所では、刑務官に加わる精神的なストレスも相当なものです。

刑が確定していない被告人や死刑囚を収容する拘置所でもどのような不測の事態が発生するかわからないため、刑務官は心身ともにハードな勤務を強いられる毎日となります。

5.刑務官採用試験は高卒程度の難易度

刑務所や拘置所は基本的に24時間体制で監督を続けなければならないことから、刑務官にも夜勤を含む交代制が課せられます。

一般行政職の国家公務員よりも給与面で優遇されているからと言って、刑務官は決して楽な仕事ではありません。

それでも刑務官には社会の安全を守っているという誇るべき職業意識に加え、過ちを犯してしまった受刑者の社会復帰を支えるという他の職業にない仕事のやりがいがあります。

刑務官そのものは高卒程度の難易度と言われる刑務官採用試験に合格することで採用されるため、国家公務員の中では難関というわけではありません。

この採用試験はそれほど高い学力は求められませんが、人物判定や体力測定に加え、過去の犯罪歴や思想に関する調査があるという点が特徴的です。

柔道や剣道の有段者を優先的に採用する枠もありますので、社会貢献への意識が高く体力に自信のある人や武道の得意な人は刑務官の適性があります。

安定した厚遇はあるが、長続きしにくい刑務官の仕事

刑務官は安定した収入と充実した福利厚生が約束された公務員ですが、そうした待遇面だけを見て就職した場合は長続きしないものです。

肉体面・精神面ともにタフな人でないと務まらない刑務官は、強い使命感も求められる職業です。

そうした条件に当てはまる人が刑務官となって、社会の治安を守る大切な役割を果たしています。

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