
元楽天監督の 野村克也さん、相変わらずお元気ですね。
「あなた嫌い」と徳光アナに言うなんて、予想以上にストレートなぼやきと激怒ですね。
有馬記念レセプションパーティーで司会の徳光和夫アナウンサーに
「(テレビなどで)俺の散々悪口を言ったらしいじゃないか。私はあなたが嫌い。そばにも寄りたくない」
とぼやきまくったようですね。
野村克也さんは「言いたいことを言ったのでスッとしました」と笑顔だったそう。
それにしても、流石にズバっと言いますね。今の世の中なかなか本当のことを言えませんからね。
野村克也さんは、監督時代からズバッと本音で相手の心を鷲づかみにするので有名です。
ミーティングで選手に最初に言うのは、
「お前たち、何をしに生まれてきたんだ?」
という言葉だったそうです。
野球選手も、野球選手である前に、一人の人間です。
野球の技術や理論のことだけじゃあなくて、人間としての根元を確認しようということでしょう。
たとえば1億円をどうやって稼ぐか?と考える場合、「自分は人生で何をするために生まれてきたのか?」をまず考える必要がありますね。
その上で、それを実現するためにいくら必要かを考えることが大事です。その必要金額が1億円だったら、1億円を稼ぐ方法を確立しなければなりません。
子供が親に「何で?」「どうして?」としつこく質問してきますよね。この姿勢は重要です。
疑問を持たずに、ただ、お金を儲けたいというのより、そのお金の目的はなにか?何故お金を稼がなくてはならないのか?と自問する習慣をつけましょう。
「自分は何をするために生まれてきたのか?」
そんな人生の目的を見つけるのは簡単ではありません。しかし、人生の目的を常に考えながら行動している人は、カーナビを見ながら目的地へのドライブを続ける人と同じで狙いがぶれません。
必ず、目的地に到達します。
目先の交通渋滞や遠回りにこだわらないから結局は良い結果を出せるのです。
野球もお金を稼ぐ方法も、すべては自分の人生の目的をハッキリわかっているかどうかなんですね。
野村克也さんには、お金を稼ぐ方法の根本に結びつく数々の名言がありますので、ご紹介しましょう。
「お前、クビになって悔しかったやろ。じゃあ見返してみろ。心が変われば人生は変わるで」
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」
「楽天ボールを投げるな。楽天ボール? 抜けたボールは投げるなっていうことだ。俺が命名した」
「人生の最大の敵、それは「鈍感」である」
「今日は入場料高いな。こんなぶざまな試合をして。そっちの方がつらかったよ」
「戦いに勝つは易し、勝ちを守るは難し」
「(選手への接し方は)無視、賞賛、非難。(賞賛するということは)一人前扱いしていないということ。今日賞賛された選手が明日は非難を浴びるようになってくれればいい」