
サザエさん波平の声優の年収がたったの160万円だった件!故・永井一郎さん生活苦だった!?
サザエさん波平がよく「バッカモン」と言っていたのは、この年収の160万円のせいだったのかも!?
【磯野波平 「ばっかもーん!」 詰め合わせ 】の動画はこちら
農薬混入の阿部利樹とほぼ同じ年収ですね波平の声優、故・永井一郎さん・・・。
[ここから引用:日本俳優連合30年史 声優のショッキングな実態公表]
永井氏は
「サザエさん、家中で見てるよ。あれ、どれくらい貰うの。1本、30万くらい?」
いくら遠慮のないクラス会とはいえ、これにはぶったまげたと、記しています。
この書き出しで7頁にもなるそのレポートは、世間の常識と声優が実際に
製作会社から受け取るギャラの額との違いを表現しているのです。
1本30万円のギャラを受け取ることが出来れば、年間52週の出演で収入1560万円。
源泉徴収税10%を差し引かれたとしても年収は1404万円になります。
だが、実際のギャラは1本につき4万3200円。年52本で224万6400円。
それに予告編への出演が年7回あって、
それが出演料の10%だから4320円×7=3万240円。合計227万6640円。
ところが、これが全部永井氏の収入かというとそうではありません。
所属事務所に手数料20%、手数料を差し引いた残高からさらに源泉税が引かれるますから、
最終的には契約出演料の72%しか受け取ることが出来ません。その額が正確には163万9181円
丸い数字で表すと164万円にしかならない、というわけなのでした。
永井氏は、その後、“闘争”と“交渉”で、30分番組の基本出演料を
4万5000円と設定出来るようになります。
それに2001(平成13)年の時点では、1本の番組出演時には基準出演料に
「目的使用料」80%が加算されるという出演料計算方式が確立しましたから、
永井氏の「30分アニメーション番組出演料」は4万5000円×1.8=8万1000円が
確保されるようになりました。
しかし、そうはなっても…。
1年間の総出演料は8万1000円×52週=421万2000円。
これに予告編出演料が基準出演料の10%(1988年時点では出演料の10%でした)で、
4万5000円×0.1×7回=3万1500円。
両方を足した1年間の出演料総額421万2000円+3万1500円=424万3500円から
所属事務所の手数料424万3500円×0.2=84万8700円を差し引くと339万4800円が
年間収入額となり、最後にここから源泉税339万480円を差し引かれて
305万5320円が永井氏の手取り収入になるというわけでした。
高視聴率を誇り、日本を代表するアニメに出演するベテラン俳優の出演料が年間305万円強。
永井氏はこの声優残酷物語を、是非広く、世間に知らせなければならない、と強調しているのです。
[ここまで引用:日本俳優連合30年史 声優のショッキングな実態公表]
サザエさん、あんな国民的番組で、高視聴率なのに声優の存在も大きいのに、厳しい収入実態ですね。
まあ、もちろん、故・永井一郎さんの収入は、サザエさんだけではありません。
テレビのナレーションやゲームのナレーションはアニメ番組の声優のギャラよりも高いですし、
CMのナレーションはもっと高いですからね。
ただギャラを全部合わせても、普通に会社で働いてるサラリーマンの同年代の人のほうが給料が多いかもしれないですね。
サザエさんの波平役以外の声優の仕事はしないでねと、ディレクターに言われてもいたようです。
1年くらい、他の仕事はできなかった模様。
故・永井一郎さん、有難うございました!お世話になりました。ご冥福をお祈りいたします!!!
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