結婚式の費用の相場は世代差がある
結婚式は、多くの人にとっては一生に一度、
結果としてそうではなくなった人にとっても、
その時点では次回の予定はなく、人生最大の晴れ舞台、
そして結婚式の主役はまぎれもなく新郎新婦の二人です。
結婚式にかける費用は、新郎新婦が働き始めたばかりの若い人か、
キャリアを積み、蓄えもある世代かによっても異なり、
また相場も時代とともに変化していますが、
2012年の全国平均は統計によると約350万円です。
この費用を高いと感じるか安いと感じるかも、
これから結婚式を挙げる人によって違いますが、
人との比較に大きな意味はありません。
自分たち二人の晴れ舞台、そして家族や世話になった人、
これから世話になる人への報告の場をどのように、思い出に残る式にするかがポイントです。
結婚式にかかる費用明細
結婚式にかかる費用は、
まずは式場と披露宴のお食事代、そして引き出物の費用などで、
招待客の人数と、お料理の内容や引き出物の予算で計算することができます。
これらは、結婚式場で担当してくれるウェディングプランナーさんに相談しましょう。
そして、意外とかかるのが写真や、ビデオ、DVDなどの記録を残したい場合の代金です。
プロの映像やインタビュー撮影は後で見直しても楽しめるものですが、
式場では、専任のプロ以外の撮影を認めていない場合もあり、
映像に招待客へのインタビューなどのコンテンツを加えていくと数十万円になります。
思い出を記録に残すのに、お金にはかえがたいとはいえ、いくらまでかけるかを二人で相談して決めましょう。
ただし、式の主役は何といっても新婦、金額の数字だけを理由に新郎の側であきらめることがないよう、
新婦の希望を最大限に取り入れるのがおすすめです。
予算が決まっている場合でも、少しお料理や引き出物を抑えても、後まで残る記念を残したいという場合もあります。
そして、忘れてはいけないのが衣装のお金、貸衣装と、写真撮影などの費用です。
これらを一つ一つ、まずは平均や予算にこだわらず、
理想を求めた見積もりを作ってみるのがおすすめです。
そこから予算に合わせて優先順位をつけて、
ここはあきらめずに実現したいところ、
ここは妥協してもいいところという順番で決めていきましょう。
招待客からのご祝儀の使い方
招待客からのご祝儀も大方の見込みを付けることはできますが、
結婚式場の代金は前払いなので注意が必要です。
ご祝儀はそのあとの新婚旅行や、
新生活の準備のために使い、挙式や披露宴の代金は自分で用意することが必要です。
式場によってはクレジットカードは利用できます。