中学校教諭の収入・平均年収は450万円。教科指導の他に部活・生徒指導も担当!残業が多くストレス過多

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中学校教諭の収入・平均年収は450万円。教科指導の他に部活・生徒指導も担当!残業が多くストレス過多

教師の仕事に憧れを抱く人は少なくありませんが、中学校教諭は多忙な職業としてよく話題に上ります。

そうした仕事の大変さに見合うだけの収入が得られるのかという点について、実際の仕事内容とともに紹介していきます。

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1.公立中学校教諭の初任給は平均20万円

中学校には大きく分けて公立中学校と私立中学校があるため、教職員として働く中学校教諭もそれぞれ収入や待遇に違いが出てきます。

公立中学校に勤務する教諭は各都道府県に採用された地方公務員ですが、私立中学校の場合は各学校法人が採用する職員ということになります。

私立中学校に採用された場合は収入が学校法人の経営状態に左右される可能性もあるのに比べ、公立中学校の教職員は一般の地方公務員に準じて安定した収入が得られます。

都道府県よる差も見られる中、公立中学校教諭の初任給は大卒の場合で平均20万円程度です。

短大卒の場合は初任給が2万円余り低くなりますが、いずれも年功序列で長く勤めるごとに給料が上がる点では一般の公務員と変わりありません。

中学校教諭全体の平均年収は450万円程度と推定され、公務員の一般行政職よりもやや高い水準です。

私立中学校教諭の場合は、能力や実績に応じて給与が決められている例も見られます。

2.教科指導の他に部活・生徒指導も担当

中学校教諭が小学校教諭と大きく異なるのは、それぞれが専門教科を受け持ちながら教科指導を行うという点です。小学校教諭は基本的に担任教諭が全教科の授業を担当しますが、中学校では授業内容も高度になるため教科が専門化されているのです。

そうした専門教科の授業を行う一方で多くの中学校教諭はクラスの担任を持ち、学級活動から学校行事に関わる指導までの多様な役割が求められます。クラス内で何か問題が起きた場合には、クラス担任が責任を持って解決に当たらなければなりません。

生徒にとっても担任教師の影響力は教科担当教師よりも大きく、特に3年生のクラスを受け持つ場合は進路指導にも重要な役割を果たしています。中学校教諭の仕事はそうした教科指導や学級指導だけでなく、部活動指導や生徒指導にまで及びます。

学級担任や生徒指導担当などは教職員間で役割分担されているとは言え、大半の中学校教諭は部活動の顧問役としての役割も兼務しています。

具体的な仕事内容としては、担当の教科指導、教材研究(学力が低い生徒が増え、補助プリント作成等、昔より時間が数倍かかります)クラスの生徒指導、家庭訪問、担任、顧問になっている部活の指導、校務分掌(一杯)、定例会議、登校指導、給食指導、業間指導、保護者対応、報告書の提出、掲示物の管理、備品の管理・注文、学年会計、会議の資料づくり、印刷など。

3.残業が多くストレスにさらされる仕事

地方公務員として採用される公立中学校教諭は、景気に左右されず安定した収入が得られることから職業として根強い人気があります。中学校教諭は不祥事を起こして退職したりしない限り終身雇用も視野に入るため、人生設計の上でも有利な職業です。社会的信頼度が高い点でも中学校教諭は恵まれていますが、それだけ仕事が大変だからこそ人々の尊敬を集めているとも言えます。

中学校教諭は教科担当として授業を行うだけでなく、多くの教諭は部活動顧問として放課後や休日も生徒の指導に当たらなければなりません。教科担当としての授業準備や試験の採点、さらに学級担任としてのさまざまな仕事は部活動が終わった後にするケースも多く、大半の中学校教諭は残業に次ぐ残業に追われています。

多感な思春期の年齢を迎えた中学生は精神的に不安定となりがちで、問題を起こした生徒への指導や親への対応なども神経をすり減らす仕事です。

一番の問題点は、とにかく勤務時間が長いことです。残業時間は月間100時間を超えることもあります。特に、本来の仕事ではない部活動に関わる時間(土日練習、グラウンド整備、ライン引き、試合引率など)が増え、休めない。また、無駄と思えるような雑務が多過ぎます。政府主導の働き方改革が言われていますが、中学校教諭の場合、難しそうです。現場の中学校教諭は疲労の極致で心身ともに悲鳴をあげていますが、実際のところは、何の対策もされていません。校務分掌も仕事の偏り方が激しく、改善されません。このままの状態の働き方が続くと、中学校教諭の疾病率や休職率、過労死も増える一方なのは間違いありません。

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4.生徒の成長を見守れる喜び

このように中学校教諭は1人で何通りもの仕事を掛け持ちしながら、ただでさえ忙しい毎日を送っています。

担任のクラスや顧問を受け持つ部活動で何か問題が起きた場合には、対応に追われてさらに仕事量が増えることになりかねません。

大半の中学校教諭は通常の勤務時間内に仕事を終えられず、長時間の残業を強いられたり仕事を自宅に持ち帰ったりしています。

公立学校の教員には教職調整額が支給される一方で、どれだけ残業しても一般企業のような時間外手当は出ないのが原則です。

安定した給料や待遇が保証されている一方でこうした過酷な勤務を強いられる点は中学校教諭の大変さですが、教職ならではのやりがいもあります。

大人と違って純粋な中学生を相手とする仕事だけに、中学校教諭を続けている中では生徒たちの成長を実感できる感動の瞬間も必ず訪れるものです。

5.教員免許状取得後に難関の採用試験

人生の中で最も多感な時期を迎えている生徒たちの成長を近くで見守れる中学校教諭は、他の職業にはない喜びが得られる仕事です。

勤務年数が短いうちは仕事の苦労に見合うだけの収入が必ずしも得られない点に不満を抱く公立中学校教諭も少なくありません。

しかし、定年まで勤務した場合の生涯収入でそうした苦労が報われる仕組みとなっています。

将来性も期待できる中学校教諭を目指すには、まず教職課程のある大学や短大で単位を取得して教員免許状を得なければなりません。

その上で各都道府県が実施する教員採用試験に合格した人だけが、公立中学校教諭として採用されているのです。

採用倍率は都道府県によって差も見られますが、全体の平均は7倍から8倍という難関です。

惜しくも採用試験に合格できなかった場合は常勤講師または非常勤講師として働きながら、次年度の採用試験合格を目指す道も用意されています。

公務員の中では比較的高収入が得られる中学校教諭

仕事が忙しいわりに残業代がつかないため割に合わない職とも受け取られがちな中学校教諭ですが、生徒とともに自分自身も人間的に成長できる貴重な機会が得られる点は他の職業にない魅力です。

一生の仕事として取り組める中学校教諭は、効率よく高収入を実現させるよりも仕事のやりがいを実感したい人に向いた職業と言えます。

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