
警察庁によると、自転車が歩行者をはねる事故は全国で2760件(平成22年)と深刻な状況です。
自転車に乗る人は、個人賠償責任保険特約を付けましょう!
補償が無制限で、示談交渉付きです。もちろん、だからって人をはねていいわけじゃあありませんがね。
いわゆる一般的な「自転車保険」は、限度額もあり示談交渉サービスが無いタイプが多いので、
歩行者をひき殺した場合、ヘタしたら人生終わりますよ。
東京都大田区の横断歩道を歩行中、赤信号を無視したスポーツタイプの自転車に
はねられ死亡した主婦、東令子さん=当時(75)=の遺族が自転車の男性(46)に
約1億円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は28日、約4700万円の
支払いを命じた。原告側は「自転車による被害は軽く見られがちだが、自動車と同様の扱いをしてくれた」
と判決を評価した。自転車の人身事故では昨年7月、神戸地裁が加害者側に約9500万円の
支払いを命じている。事故は2010年1月に発生した。判決などによると、東さんは時速15~20キロの
自転車にはねられて転倒し頭を強打、5日後に死亡した。男性は重過失致死罪で在宅起訴
され禁錮2年、執行猶予3年が確定した。
自転車事故の賠償額が上がるということは、自転車狙いの当たり屋が出てくるということでもありますね。
自転車に乗る人は、保険に入るだけじゃなく、ドライブレコーダも搭載したほうがいいかもしれません。
自動車運転過失致死傷罪を車両運転にして自転車も含めるべきでしょう。
ピストみたいな危ない自転車での事故は、危険運転致死傷罪でどうでしょう。
歩道は、歩行者優先だということを、今一度、自転車に乗る人は再認識する機会でしょうね。