入国審査官の収入・平均年収は670万円。仕事内容は出入国と違反・在留資格の各審査

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入国審査官の収入・平均年収は670万円。仕事内容は出入国と違反・在留資格の各審査

空港で出入国する際にはパスポートのチェックと荷物の検査が行われますが、国内空港でそうした審査を受け持つのが入国審査官です。

厳しいイメージもある日本の入国審査官とはどのような職業なのかを以下で見ていきます。

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1.公務員としては平均的な収入

入国審査官は法務省入国管理局に所属する国家公務員で、勤務先としては地方入国管理局と支局や出張所・入国管理センターなどが挙げられます。

同じ入国管理局に属する入国警備官と名称が似ていますが、入国警備官は警察官と同じく拳銃や警棒・手錠の所持が認められた公安職です。

危険を伴う職務のため入国警備官に適用される給与体系は水準の高い公安職俸給表ですが、入国審査官には国家公務員の行政職俸給表(一)という給与体系が適用されます。

この給与体系は公務員として平均点的な水準で、大卒一般職の初任給は20万円程度、高卒一般職の場合は16万円台半ばです。

入国審査官全体の平均年収は670万円ほどと推定されており、主任審査官から統括審査官・主席審査官へと昇任するごとに給与体系の等級も上がって年収が増えていきます。

年に2回4ヶ月分近くが支給されるボーナスも含む安定した収入に加え、諸手当や福利厚生が充実している点でも入国審査官は恵まれた職業です。

2.主な仕事内容は出入国と違反・在留資格の各審査

外国人だけでなく海外へ渡航したり帰国したりする日本人も審査対象とする入国審査官は、空港や港湾での出入国審査の他にも違反審査と在留資格審査の重要な任務に当たっています。

一般の人でも接する機会が多いのは、空港の審査ブースでパスポートや荷物のチェックを行っている入国審査官です。

過去にも日本に入国しようとした外国人や帰国しようとした日本人で問題が発覚し、入国が拒否されたケースが何度もありました。

中には出入国審査をくぐり抜けて不法入国する外国人の例も見られますが、大半のケースではパスポートやビザのチェックで不法入国を阻止できるものです。

不法入国・不法滞在の外国人が入国警備官の捜査を受けて摘発された場合、入国審査官のもとに身柄を引き渡されて違反審査が行われます。

合法的に在留期間を延長したいと申請してきた外国人の在留資格審査も、入国審査官が受け持つ重要な任務の1つです。

3.入国警備官よりも勤務しやすく働きがいのある仕事

体力測定に身長・体重・視力といった身体測定も含めた採用試験に合格しなければならない入国警備官と異なり、入国審査官は国家公務員採用一般職試験と地方入国管理局の面接に合格するだけで採用されます。

採用後は法務事務官として一定期間の勤務を経た後に、入国審査官として自動的に昇格する仕組みです。

同じ入国管理局に勤務する国家公務員でも入国警備官は入管法に違反した外国人を摘発し、逮捕・送還する役目を負います。

入国警備官と比べて入国審査官は職務にそうした危険を伴うわけではなく、書類審査や口頭審理・調査などの事務的業務が中心です。

体力にそれほど自信がない人でも務まる入国審査官は、入国警備官よりも女性にとって働きやすい職業と言えます。

特に英語が得意な人にとっては語学力が生かせることから、働きがいのある仕事に取り組みながら充実した毎日を送ることができます。

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4.外国人とのコミュニケーションや深夜勤務にストレスも

近年では訪日外国人観光客の数が増加し、民間企業でも海外からの労働者を多く採用するようになりました。

そうした海外交流が活発化する一方では、犯罪や不法就労などを目的として入国を試みる外国人も皆無ではありません。

いったん不法入国を果たした外国人や、法の目をくぐり抜けて不法滞在を続ける外国人に対しては、入国警備官が捜査と摘発に乗り出します。

とは言え入国審査官もそうした外国人と関わりを持たないわけにはいかず、身柄を引き渡された外国人に対する違反審査の役目は避けられません。

さまざまな外国人が出入りする空港での出入国審査も絶え間ない緊張を強いられる仕事の連続で、その点に大きなストレスを感じている入国審査官も少なくないものです。

空港での出入国審査には24時間体制で臨まなければならないため、深夜勤務も含めたシフト勤務となります。

特に年末年始は出入国者が急増するため、長時間の残業を強いられると予想されます。

5.語学力に自信がなくても研修でレベルアップ可能

入国審査官は一般の公務員と比べても外国人と接する機会が圧倒的に多いため、彼らと円滑にコミュニケーションを図るための語学力は必須とされます。

英語が得意な人にとっては貿易関係の仕事や翻訳・通訳などの仕事と並んで、入国審査官は自分の得意分野を生かせる職業の1つです。

しかしながら中には必ずしも英語が得意でない人が入国管理局に採用され、法務事務官を経て入国審査官になるケースも少なくありません。

そんな人でも入国管理局に採用された後で語学研修に参加し英語力などを磨くことは十分に可能です。

入国審査官には語学学校への長期委託研修や在勤地研修などのサポート体制が用意されており、語学力に自信がない人でも勤務を続けながらスキルアップが図れるよう配慮されています。

法務省から外務省に出向し、大使館・総領事館といった在外公館での勤務体験が得られる制度も見逃せません。

国家の安全のため重要な役割を担う入国審査官

海外に出かける機会が多い人にとっては、出国と帰国のたびに空港で入国審査官と接しているものです。

問題がなければ出入国審査も簡単に通過できますが、中には問題のあるケースも出てきます。

入国審査官はそうした場合にも迅速に対応し、日本の安全と秩序を守りながら国際交流を深めるのに大きな役割を果たしています。

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