
東京都知事に立候補するだろう東国原英夫さんは、
前回の都知事選出馬の時と同じように、選挙費用稼ぎのため、テレビのバラエティー番組に出まくってます。
昔の裸芸人時代の映像を 自分の出演時にこれでもかと流し、視聴者の多くを占める東京都民の関心を呼んでいます。
パンツ一丁で町中を歩き、変態というのぼり旗を掲げた映像まで、お金を稼ぐために流してます。
まあ、今、辞意を表明した猪瀬都知事のような裏金をつかむわけにはいかないでしょうから、
ほかに、選挙にに必要なお金を稼ぐ方法がないのかもしれません。
しかし、元・宮崎県知事の誇りは、あまりないんでしょうかね?
あんな裸芸人時代の映像を流してまで出演料を稼ぐのは、ある意味たくましくて政治家っぽいと言えなくもありませんが。
ちょっと、ヘラヘラしすぎで、政治家としての重みを感じません。
宮崎県知事のときも、宮崎県の物産の宣伝は良くやっていましたが、根本的な県財政の立て直しは、できなかったようです。
その後の宮崎県の財政は東国原英夫さんが宮崎県知事になる前より悪くなっているそうです。
遠目から見ていると、東国原英夫さんが立て直したかったのは、自分の評判と生活と収入だったように見えました。
今度は、また、東京都知事に立候補するんでしょうが、率直に言うと、あまり東京都知事になった姿を想像できません。
やはり、東国原英夫さんは、元々のお笑い芸人的要素が強すぎますね。
宮崎県知事になった時も、県知事として選ばれたのではなく、芸人、芸能人として県知事の役を演ずることを支持されたように思います。
しかし、実際の県知事の役割は、重大です。芸人としてその役を演ずるのとは、訳が違います。
県民は県知事次第でその運命を左右されます。
最近多い、突然の大きな災害時の緊急な判断を知事がどう下すかで、助かる人もいれば、亡くなってしまう人もでます。
知事には、当然ながら政治的見識や知識、経験の豊富な人が望まれます。
芸人や芸能人が知事になり、面白おかしいパフォーマンスをしてくれることを期待するのは、方向性が違いそうです。
東京都民は、今回の都知事選でどのような人を、都知事に選ぶのでしょうか?
東京都知事に立候補する東国原英夫さんは、かなりの野心家でしょう。
お金を稼ぐ才能も力もあります。
問題は、何か過去の女性問題とか、お金がらみのトラブルとかが出てこないかどうか、でしょう。
まあ、前回の都知事選のときに、最小限の身体検査はしているはずですから大丈夫なんでしょうが・・・。
今回の猪瀬都知事への苛烈な政治的追及を観ていると、東国原英夫さんさらに身ぎれいにする必要がありそうですね。