通訳案内士(通訳ガイド)の収入・日給の相場は1万円〜3万円。民間外交官的な外国人観光旅行客への付き添い観光ガイド

お金を稼ぐ方法ネット>>お金の悲喜>>通訳案内士(通訳ガイド)の収入・日給の相場は1万円〜3万円。民間外交官的な外国人観光旅行客への付き添い観光ガイド

通訳案内士(通訳ガイド)の収入・日給の相場は1万円〜3万円。民間外交官的な外国人観光旅行客への付き添い観光ガイド

近年注目を集める通訳案内士(旧.通訳ガイド)の仕事は原則として誰でも始められ、語学力を活かしつつ国際交流を楽しみ、同時に国際観光の振興にも貢献できる魅力ある仕事です。

通訳案内業の魅力、収入相場、資格試験の内容・難易度をご紹介します。

スポンサードリンク

1.通訳案内士(旧.通訳ガイド)とは

通訳案内士(旧.通訳ガイド)は報酬を得て外国人観光旅行客に付き添い外国語通訳と観光ガイドを同時に行う仕事です。

仕事を始めるために特に資格は必要なく、語学力や人生経験を活かしつつ国際観光の振興に貢献できる魅力を持っています。

また、観光立国を目指す国策にも合致することから、今後社会的な需要の増加が見込まれる注目のお仕事です。

2.誰でも始められるが無資格者は名乗り方に要注意

ただし、”通訳案内士”資格を持たない人が外国人に対してお金をもらって外国語通訳と観光ガイドを同時に行う場合には”名乗り方”に注意が必要です。

無資格者が「通訳ガイド」や「通訳案内」その他類似の名称を名乗り有償通訳案内をすることは犯罪とされています。

というのも、平成29(2017)年の通訳案内士法改正以前には、「通訳ガイド」資格を持っていない人がお金をもらって付き添い通訳・観光ガイドをすることは違法とされていました。

しかし、同改正法施行日(2018年1月4日)以後、現在では、誰でもお金をもらって通訳案内を行うことができるようになっています。

また、この改正に伴い従前の「通訳ガイド」資格は「通訳案内士」に名称変更されました。

ただし、同改正以後も無資格者が「通訳案内士」や「通訳ガイド」に類似する名称を用いることは犯罪とされています(同法64条)。

もっとも、そうした名称さえ使用しなければ無資格者でも通訳案内を有償で行うことができます。

3.通訳案内士の仕事は「民間外交官」

「民間外交官」とも呼ばれる通訳ガイドの仕事は決して楽なものではありません。

しかしやりがいにあふれる仕事です。

通訳ガイドの仕事の中心はもちろん外国人観光旅行客に対する付き添いの観光ガイドです。

クライアントの安全を気遣いつつ観光に付添い快適な旅行を楽しみ満足してもらわなければならないという観光ガイドという仕事の性質上、身体的・精神的タフさも求められます。

語学力を活かすことができる仕事は少なく、翻訳・通訳といっても語学力だけで仕事ができるわけではありません。

もちろん通訳ガイドにも語学力以外に日本の歴史・文化・産業などについての理解が求められることは当然です。

しかし、そうした教養を、自分自身の言葉で外国人観光客に対し伝え国際交流に貢献できるというやりがいは他の語学力を活かす仕事にはないものです。

さらに、通訳ガイドの仕事としては旅行・観光スケジュールの管理、宿泊・飲食先の予約、移動手段の手配など観光旅行に必須の付随業務も重要です。

もっともどこまでの付随業務をこなすかは各通訳ガイド次第です。

4.通訳案内士の収入相場は?

通訳ガイドの収入はその働き方の多様さに応じてピンキリです。

”通訳ガイド”として企業に常時雇用されるケースは稀で、旅行会社のアルバイト・派遣登録や地方自治体における地域通訳案内士への登録等を経て仕事の委託を受けることが多くなります。

会社員として旅行会社に勤める通訳ガイドであれば一般的な会社員の給与相場程度の給与が支払われますが、そうでなければ1件仕事を受託する毎に日給が支払われることになります。

日給の相場は1万円〜3万円です。

収入は安定しない上、他のアルバイト等と違い必然的に仕事を受託すれば1日中観光地等で拘束されるため、気軽な小遣い稼ぎとして続けることは困難でしょう。

しかし、通訳ガイドの中には海外富裕層の依頼を個人で扱い、この職業だけで生計を立てている方もいます。

また、旅館・ホテルや観光地へのクライアントの紹介で得る収入も無視できません。

規制緩和も進み観光業の振興が社会的に期待される中で、個人の努力次第で今後大きな可能性が広がりうる仕事といえます。

スポンサードリンク

5.通訳案内士になるには

冒頭でもご紹介した通り、外国人旅行客に対する付添い通訳案内・観光ガイドの仕事をするために資格は不要です。

平成29(2017)年改正通訳案内士法が施行された平成30(2018)年1月4日以後は、誰でも適法にお金をもらって通訳ガイドをすることができます。

ただし、無資格者の場合、名乗り方に注意が必要なことは先に指摘した通りです。

しかし、同法に基づく”通訳案内士”と呼ばれる国家資格を取得していれば一定程度の知識と通訳技術の質を証明することができます。

通訳ガイドとしての仕事の依頼も受けやすくなるかもしれない上、旅行会社等に就職する際にも有利なアピール材料になるでしょう。

なお、通訳案内士資格は現在のところ通訳に関するわが国で唯一の国家資格です。

そのため、就活・転職活動などで自分自身の”使える”語学力を証明したい方にとっても良い資格となるかもしれません。

通訳案内士法は筆記試験及び面接試験からなっています。

筆記試験では任意の外国語科目と日本地理・日本歴史・日本社会に関する一般常識が出題されます。

外国語科目は英語以外にフランス語、ドイツ語、中国語等10言語に対応しています。

面接試験では精確な通訳能力(文法・語彙・発音・発声)に加えプレゼンテーション能力、コミュニケーション能力も評価されます。

各科目につき豊富な免除条件が設定されています。

例年の最終合格率は約20%と比較的高めですが、油断は禁物です。

元来あまり名の知られていなかった通訳ガイド資格の受験者層は、外国語教師、研究家その他外国語通訳等に関しそれなりの経験を持つか、専門的な教育と訓練を受けたことがある人で占められていたようです。

近年は受験者数の増加と共に合格率が低下傾向にあります。

誰でも容易に取得できる資格では決してないといえるでしょう。

6.通訳案内士の良い点

以上をまとめると、通訳案内士の仕事には次のようなメリットがあるといえます。

まず、語学力・人生経験を存分に活かすことができる点が挙げられます。

また、わが国での国際観光業の振興が期待される中で、社会的な期待・役割も大きな仕事です。

さらに、規制緩和がされたばかりで今後の可能性が未知数な市場でもあります。

7.通訳案内士の悪い点

次に、通訳案内士の仕事は次のようなデメリットを持っているといえます。

まず、収入が安定しません。

現状に依存するのであれば通訳案内士の仕事を生業とすることは困難でしょう。

かといって、付添いの観光案内という仕事の性質上、気軽なお小遣い稼ぎにすることも困難な仕事です。

さらに、通訳案内士資格の取得は必須ではありませんが、仮に取得しようとした場合、多くの人にとって試験合格は決して楽なものではありません。

ハードルは低いが安定な収入は難しい通訳案内士の仕事

通訳案内士の仕事は誰でも始められ、やりがいが大きく、今後の可能性に満ちた仕事です。

一方で、資格取得は決して楽ではなく、また現状は経済的な面で他の仕事に比べると不利な条件が多い仕事でもあります。

しかし、規制緩和もされ、社会的な期待も大きい中、今後の可能性にあふれた仕事です。

スポンサードリンク

通訳案内士(通訳ガイド)の収入・日給の相場は1万円〜3万円。民間外交官的な外国人観光旅行客への付き添い観光ガイドに関連する記事

人気記事ランキング