大学教員の収入・年収は600万円から900万円。仕事の良い点は、自分が面白いと思うことを、好きなだけ研究できること

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大学教員の収入・年収は600万円から900万円。仕事の良い点は、自分が面白いと思うことを、好きなだけ研究できること

今までに大学に通ったことがある方は、大学教員の仕事は学生への講義を行うことがメインの業務と考えている方が多いのではないでしょうか?しかし大学教員の仕事は、実は多岐にわたります。その案外知られていない業務内容について知っていただきたいと思います。

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1. 大学教員の仕事内容

大学教員の仕事内容で一番大きなウェイトを占めるのが、研究です。文系と理系では少し研究の内容は異なってきますが、理系であれば、実験を行い、その実験結果を元に考察を行い、そしてまた実験を行って検証を行うという一連の作業が研究です。

さらに研究の結果、得られた知見を日本国内や海外の学会で発表し、論文にまとめて雑誌に投稿して、広く社会に発信していくことが、一番大切な業務になります。また、学部学生への講義や研究室に配属されている大学院生に対して、研究への指導などの教育も業務の一環として担っています。

また、大学運営に携わることもあります。今後の大学運営のために各種会議に出席して意見を述べたり、考えを発表することもあります。また、大学入学試験の試験問題の作成や採点を行います。学部学生のサークル活動の支援を行ったり、大学が主催するセミナーや研究会の支援や裏方を行うこともあります。また、様々な場面で講演を行うことも業務の一つと言えるでしょう。

2. 大学教員の良い点

大学教員の良い点は、自分が面白いと思うことに対して、好きなだけ研究を行うことができるところです。色々な実験を行い、様々な仮説を立てて検証を行い、新たな知見を見つけた時には、非常に興奮を覚えます。

他の人にとっては、あまり興味がないようなことであっても、研究を行う大学教員にとっては、とても嬉しいことです。さらにその内容をまとめ上げ、論文を投稿し、雑誌に掲載が決まった時もとても嬉しい瞬間です。

しかも掲載が決まった雑誌が、一流の雑誌であれば、喜びもひとしおです。その時ほど、この仕事をしていて良かったと思えます。さらに自分の研究の成果が、世の中のためや人のためになるようなものであれば、社会貢献をすることにも繋がります。大学教員の良い点は、自分の行っている研究が、人類や社会への発展に貢献できるかもしれない夢を追いかけられるところにあるのです。

基本的に裁量労働制なので、担当講義や演習、各種会議や委員会などのルーティーンな仕事を除けば、比較的自由度は高いです。個室が与えられますし、服装も全く自由です。そして、自身の好きな研究に没頭、それを学生に教授してお金をいただけるわけですから、おそらく最も恵まれた仕事環境です。

3. 大学教員の悪い点

逆に大学教員の悪い点は、なかなか思うように研究が進まないことがある点です。やはり研究を行うのにも、ある程度の研究費がないと研究が行うことができません。科研費と呼ばれる国から支給される研究費を獲得できるのは、一部の研究者です。そのため、研究費が獲得できなければ、研究ができずに成果が出ないという状況に陥ります。その結果、思うように自分の研究が進めることができなくなってしまうことがあります。自分の好きな研究ができなくなることほど、大学教員にとって悪いことはありません。

国立大学が法人化され、個人研究費(運営交付金)が徐々に少なくなっているのも悪い点です。20年前なら教授はは年間200~300万円を研究費で使えていたらしいです。今では夢のような話です。大学本部は外部資金を獲得することを命題としていて、安定的な研究を推進するためには何か事業で研究費を稼ぐことが重要。

仕事としての研究に終わりが無いことも悪い点でしょう。講義の準備はもちろん、各種会議や委員会等の仕事以外の時間は、もちろん研究に使います。真面目に研究すれば、終わりがありません。研究は、土日祝日も無く、毎日深夜まで続いてしまうのです。

また、実験を行っても良い成果が得られないことも多くありますし、実験や研究には常に失敗が付いて回ります。思うように研究の成果が出ないこともこの仕事を行う上で、非常に辛く感じるところです。

また、大学教員のポストが年々減らされており、なかなか大学教員になるのが難しいという問題があります。大学教員の数を減らすことによって、残った大学教員に様々な業務のしわ寄せが来てしまい、雑用に追われることになります。裁量労働制なので残業代もありませんし、実習や集中講義が多い時は帰宅は深夜になります。しかも教員養成系の大学教員の場合はフィールド研究や実習科目があるため、基本的に土日の休みはありません。

その結果、本来であれば研究に割いていた時間を削らされてしまい、思うように研究ができなくなってしまうという事態が起きています。大学教員一人当たりの業務内容が、過度に多くなっていることが問題となっています。

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4. 大学教員の収入

国公立大学か私立大学かによっても給料体系は違いますし、勤続年数によっても変わりますが、助教授クラスで年収600~700万程度です。

講師・准教授クラスになると、年収700~900万程度になります。

教授クラスになると、年収1000万程度が相場のようです。

その他に、依頼されて講演をした場合には、講演料や別の場所で講義した場合には講義料などが、貰えることになります。

研究を生きがいにしたい人には最適な大学教員の仕事

年々国から支給される大学への運営資金が減らされていく一方の状況において、大学の運営自体が厳しさを増しています。

そのしわ寄せとして大学教員の数は減らされ、雇い止めされるケースが多くなっています。

しかし、大学教員は研究の成果を常に求められます。

一方で、大学院を卒業して博士号を取ったとしても、なかなか大学教員になりたくてもなることができない状況でもあります。

大学教員にとっては、まさに冬の時代と言えるでしょう。

しかし、そんな状況でも自分の好きな研究を行いたい一心で頑張っている大学教員も沢山います。

研究に費やせる時間が限られる中で、休みの日にも昼夜問わずに研究を行っている大学教員もいます。

もし、自分の好きな研究をとことん追求してみたいという人がいれば、これほど楽しい職業はないのではないでしょうか。

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