学芸員の収入・年収は250万円から400万円。美術館や博物館のパンフレットに、画家の生涯や作品の紹介文、おもしろい知識を書くのが仕事

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学芸員の収入・年収は250万円から400万円。美術館や博物館のパンフレットに、画家の生涯や作品の紹介文、おもしろい知識を書くのが仕事

学芸員というと、どのような仕事をしているのか分からないというイメージがありますが、実際には美術館などの運営に関わる大切な仕事をしています。

学芸員は、博物館、美術館、科学館、動物園、史料館で働きながら、接客、美術品の研究、展示会の企画など、幅広い内容の仕事をする仕事です。

具体的には、どれくらいの給料をもらい、どのような良い点、悪い点があるのでしょうか。

その内容について紹介します。

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1.学芸員の具体的な仕事内容

美術館や博物館を訪れた時、パンフレットを目にすることが多くあります。

その中には、画家の生涯や、作品についての紹介文など、おもしろい知識が多数掲載されていますよね。

あの紹介文を書く仕事が、学芸員の業務です。

専門的な論文は、その分野に熟達した人が読むため難しい表現でもいいのですが、展覧会のパンフレットなどは、一般の方を対象としているため、分かりやすい表現が必要になってきます。

しかし、絵画の技法などを理解しやすいように説明するのは難しい部分もあり、執筆が難航することもあります。

とはいえ、一般の人に作品を知ってもらえる喜び、美術についての知識を深められる喜びもあり、やりがいを持てる仕事であると言えます。

また、展示会においては、展示の企画、資料収集、運営といった仕事もこなします。

会場の接客など人と対面する仕事をこなさなければならないケースもあり、メディアや学生などの来館者への対応なども業務内容のひとつです。

このように、常に研究活動に没頭しているわけではなく、人と文化財をつなぐ橋渡しとして活動する必要がある点が、学芸員の仕事の特徴です。

展示会以外では、作品や資料の収集、調査、研究活動といった仕事があり、美術館の運営なども含め、幅広い仕事を行う必要がある、と言えるでしょう。

2.学芸員の給料

学芸員の給料は、一般的に言って高い水準ではありません。

一般的な学芸員の収入例を見てみると、月給15~20万円ほどで、30代で25~30万円、年代と共に上昇する割合も少なく、年を重ねても250~400万円ほどの年収の人が多くなっています。

しかし、中には40、50代で年収700万円を超える人もいて、国立博物館の館長のような役職の場合、1000万円を超える人も存在します。

施設ごとの初任給を見ても、公立、私立共に20万円前後で、初任給にはそれほど開きがありません。

また、公立博物館の学芸員は公務員として採用されるため、専門試験の他、一般公務員としての試験も課されます。

しかし、仕事が公務員と同じ待遇になり、一般行政職と同じ扱いになると平均年収530万円ほどになり、その他の学芸員よりも高い年収を得ることができます。

この場合、50代で700万円、1000万円といった年収を得ることのできる人もいます。

中でも、国立美術館の学芸員は給料もいいのですが、職員数が少ないため就職も厳しく、研究補佐のようなアルバイト待遇の職員を募集する形態が多い点も特徴です。

この他にも、学芸員資格を持つ人に対して、役所が文化財の調査研究業務を行う臨時職員を募集しているケースも多く、博物館や美術館以外に就職できるケースもあります。

ただし、臨時職員から正規職員への昇級などは難しい部分があり、臨時職員待遇では、給料も控えめとなっています。

3.学芸員の良い所

学芸員の良い所としては、展示を企画する楽しみがあります。

優れた作品を集め、その良さを来場者に知ってもらうことには、仕事としてのやりがいがあると言えるでしょう。

また、美術品に囲まれた環境で仕事をすることができ、様々な絵画、作品に触れあえると共に、珍しく貴重な資料を扱うこともできる点が、学芸員の良い所です。

また、いい展示会を主宰することで、来場者に楽しんでもらえるだけでなく、社会に対して文化的に貢献することができ、人が芸術を鑑賞し豊かに生きていくための手伝いができるといった側面もあります。

この他にも、作品や展示の魅力を伝えることで、それを見た人に感謝されたり、人に感動を与える、作品をより良く理解してもらえる、という喜びがあることも、学芸員の良い所ではないでしょうか。

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4.学芸員の悪い所

学芸員の多くは、給料の安さに悩んでいるという事実があります。

さきほど紹介したように、学芸員は年収250~400万円ほどの人が多いので、一般的な仕事の平均年収である422万円(2016年度国税庁調べ)と比べると、少なめの額となっています。

この他にも、展示会の作品紹介文の執筆が間に合わずに、残業をするというケースもあり、研究にあてる時間が確保できない、といったケースも多くあります。

正規雇用として採用されればいいのですが、実際の求人件数は少なく、臨時職員、嘱託職員としての採用が多いという現実もあります。

当然、正規雇用の職員より給料などの待遇も悪くなってしまいますので、その点に不満を感じる人も多くなります。

少ない給料を補うために、学芸員として働きながら予備校や大学の講師と掛け持ちで仕事を行う、といった人もおり、学芸員の給料事情には大変な側面があることが分かります。

5.学芸員になるためには

大学で指定された博物館に関する科目を履修した後、学士の学位を取得すると、学芸員の資格を得ることができます。

学芸員の認定試験に合格したり、一定期間、学芸員補として博物館などの補佐をしたりすることで、学芸員の資格を得ることができます。

しかし基本的には、大学で必要な科目を履修して学芸員の資格を取る、という人が多くなります。

晴れて学芸員の資格を取得できたとしても、その後には採用試験があります。

人気のある所では倍率が100倍を超えることもあり、難しい試験を突破しなければなりません。

狭き門であるため、専門分野についてあらかじめ幅広い知識を持っていることはもちろんのこと、社交性の高さ、仕事に対する思い、積極性をアピールする必要があると言えるでしょう。

年収は控えめだがほかにないやりがいが魅力の学芸員

このように、学芸員についての基本的な情報を見てきましたが、学芸員の良い所は、なんといっても仕事にやりがいを持って臨むことができるという点にあります。

学芸員として働いている方は、自分の好きなことの知識を深めながら、それを社会に貢献させることができる、などといった点にやりがいを見出している人が多くなります。

学芸員という仕事は、学術、芸術分野に興味がある、多くの人に美術品の良さを知ってもらいたい、美術館、博物館、水族館などで働きたい、という希望を持っている人に、オススメしたい仕事です。

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