建築士の収入・一級建築士になれば平均年収は600万円建築物の設計と監理が主な仕事

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建築士の収入・一級建築士になれば平均年収は600万円建築物の設計と監理が主な仕事

住宅やマンション・公共施設などの建築物を建てるには、建築に関する法律を守りながら安全性にも配慮した設計が欠かせません。

そうした設計を行う建築士の仕事について、収入や資格取得の方法を中心に見ていきます。

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1.建築物の設計と監理が主な仕事

かつての日本では家を建てるのは大工の仕事とされ、必ずしも耐震強度などを計算に入れないまま設計から施工までを一任する習慣がありました。

昭和25年に施行された建築基準法に合わせて設計者としての建築士が法的に確立され、現在では建築物の規模に応じた種類の建築士に設計と工事監理の業務独占が認められています。

一級建築士は高層ビルも含めた大半の建築物を設計・監理することがが可能ですが、二級建築士が設計・監理できるのは比較的小規模の建築物限定です。

同様に設計・監理が可能な延べ面積の上限が定められている木造建築士の他、一級建築士の上位資格としてそれぞれ専門分野を担当する構造設計一級建築士・設備設計一級建築士が存在します。

いずれも建築主の依頼を受けて建築物の設計図を描き、施工の際に工事が設計通りに行われているかどうかをチェックするのが建築士の主な仕事です。

工事契約に関するさまざまな手続きや調査・鑑定・開発許可など、建築士の名で請け負える業務は他にも数多くあります。

2.一級建築士と二級建築士では平均年収に差

建築士の就業形態にはさまざまな例が見られますが、設計事務所や建設会社・ハウスメーカーなどに勤務している人と独立開業している人の2種類に大きく分けられます。

住宅などを建てるには設計から施工までをハウスメーカーに一任する方法に加え、設計事務所に設計を依頼して工務店に施工してもらう方法の2つが代表的です。

建築士にはそうしたハウスメーカーや設計事務所に勤務している人だけでなく、建設省や地方自治体などに勤務する公務員の場合もあり、大手ゼネコンの施工管理部門で働く社員なども含まれます。

建築士の給料はそうした就職先によって変わってきますが、資格の種類によっても平均年収に差が見られるものです。

二級建築士の平均年収が約480万円と推定されるのに比べ、一級建築士の平均年収は600万円余りに達します。

会社員の平均年収を200万円以上も上回る一級建築士は、資格の専門性を高年収に結びつけられる有利な職業です。

3.社会的責任が大きく設計ミスが人命に関わることも

一級建築士と二級建築士で平均年収にこれだけの格差が生じているのは、設計できる建築物の規模に違いがある点と無関係ではありません。

二級建築士が手がけられる建物は学校や病院といった公共建築物でも延べ面積が500m2以下の規模に限られ、大規模なマンションやビルを担当することができません。

一級建築士は規模の大きい建物の設計と監理の仕事を請け負えるため、仕事の単価もそれだけ高額となって収入に反映されていると考えられます。

そのため建築士の資格取得を目指す人の多くが二級では満足せず、難関と言われる一級の試験に合格しようと努力しています。

一級建築士の試験に合格するほど優秀な人には、それだけ大きな社会的責任が伴います。

2005年に世間を騒がせたマンションの耐震強度偽造事件は、一級建築士が構造計算書を偽造していた事実が大きな問題とされました。

設計ミスが原因で建物に欠陥が生じた場合でも倒壊等の危険が高まり、人命に関わる深刻な事態を招きかねないのです。

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4.独立開業で高収入を実現させた成功例

そうした社会的責任の重さは設計を担当する建築物の規模にもある程度比例するとは言え、比較的小規模の建物を設計する二級建築士や木造建築士でも同様の責任は問われてきます。

建築物を建てる際に建築主は外観や内装のデザインを重視し、施工を受け持つ工事業者は採算性を重視しがちになります。

そのままでは居住者や利用者の安全性が二の次とされてしまいかねないところを、建築士が第三者の観点から設計と工事監理を行うことで安全性が保証されるのです。

建築士は社会的に見ても公共性の高い仕事だけに、設計と工事監理を手がけた実績を豊富に持つ人ほど高い信頼を獲得しています。

そのような建築士の中には独立開業を果たし、自ら設計事務所を立ち上げて成功した人の例も少なくありません。

独立することで報酬を自由に設定できるようになるため、実力次第では数千万円以上という高年収を稼ぐことも可能になってくるのです。

5.建築士試験の難易度と受験資格

二級建築士よりも一級建築士の方が収入面で有利だという点は前述した通りですが、一級は資格を取得するための試験難易度もずっと高くなります。

試験にはいずれも学科試験と設計製図試験の2種類があり、学科試験に合格すればその年の設計製図試験に不合格でも2年後までは学科試験が免除される仕組みです。

学科と設計作図の試験を合わせた合格率は二級建築士の場合でも概ね20%前後から25%程度で推移しており、決して易しい試験ではありません。

一級建築士試験になると合格率が10%台にまで下がり、特に学科試験は難関なことでで知られています。

まず二級の資格を取得してから一級の合格を目指すことになりますが、二級の受験資格を得るには7年以上の実務経験が必要です。

建築学科のある大学や短大・高専を卒業すればこの実務経験が免除されるため、資格取得までの期間を圧縮できます。

設計の仕事にはCADソフトを使いこなす専門知識も必要ですので、そうした教育機関でしっかり勉強しておくことが建築士になる近道です。

試験は難しいが収入面では優遇される建築士資格

建築に関する専門知識が必要な建築士は、安定した収入につながる上に社会的信頼度も高い職業です。

最初は設計事務所などに勤務しながら実務経験を積み、将来は独立してさらなる高収入を目指す道もあります。

建築業界は常に優秀な人材を求めているため、特に一級建築士の資格を持っていれば転職の際にも何かと有利なものです。

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