アクチュアリー(保険数理人)の収入・年収は1000万円。統計や確率の手法を用いて将来のリスクを分析し保険料を算出

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アクチュアリー(保険数理人)の収入・年収は1000万円。統計や確率の手法を用いて将来のリスクを分析し保険料を算出

アクチュアリーは一般にそれほど知られていない仕事ですが、欧米では長い歴史を持つメジャーな職業です。

日本ではまだ数が少ないと言われるアクチュアリーはどのような仕事で、収入は多いのかどうかを見ていきます。

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1.保険や年金の分野を中心に活躍

アクチュアリーの主な活躍の場は生命保険会社や損害保険会社といった保険業界で、年金を扱う信託銀行なども含まれます。

アクチュアリーは保険数理人と訳されることからも窺えるように、統計や確率の手法を用いて将来のリスクを分析し保険料を算出するのが業務の中心です。

保険や年金に加入した場合に支払われる保険料は保険会社や信託銀行が恣意的に設定しているわけではなく、さまざまなリスクを統計学的に計算した上で最適な数字が決定されています。

そうした計算は非常に複雑で高度な数学的知識も必要としますが、専門職のアクチュアリーが担当することで数字の信頼性が高まるのです。

保険や年金の分野で活躍してきたアクチュアリーはそのノウハウを企業の経営分野にまで拡大し、リスクマネジメントやコンサルティングでも貴重な戦力となっています。

2.一般の会社員を大きく上回る平均年収

欧米と比べて日本では歴史が比較的浅い職業だけに国家資格ではありませんが、公益社団法人の日本アクチュアリー会が認定する民間資格が存在します。

日本アクチュアリー会には準会員と正会員があり、難関の試験に合格した正会員数は1500人ほどです。

保険会社や信託銀行はもちろん一般の企業でもアクチュアリーに対する需要が拡大しており、それらの企業では好条件を用意した上で求人を展開しています。

そのためアクチュアリーの平均年収は一般の会社員よりも高く、年収1000万円を上回る人も珍しくありません。

日本アクチュアリー会の正会員として認定されるまでには平均8年前後もかかると言われているだけに、大学在学中に資格を取得できる例は極めて稀です。

保険会社や信託銀行などに就職して働きながらアクチュアリー資格取得を目指す人が大半ですが、その場合の初任給は一般の総合職と変わりありません。

準会員・正会員として認定されるごとに高額の手当が上乗せされ、平均年収を大きく上回るようになります。

3.資格取得まで長期間を要し業務も多忙

収入面では極めて有利なアクチュアリーですが、とにかく認定試験の難易度が高いため誰でも簡単に資格が取得できるわけではありません。

10年以上も保険業界や金融業界で働きながら勉強し、30歳を過ぎてようやく認定を受けたというアクチュアリーの例も珍しくないほどです。

苦学してアクチュアリーの資格を得ても仕事は決して楽ではなく、人材不足の職業ゆえの苦労も後々に至るまでつきまとうと予想されます。

生命保険・損害保険や企業年金は法律に従って適切に運用されていますがが、法改正が行われた際には保険料や運用システムも根本から見直さなければなりません。

統計理論や確率論に加えて資産運用やリスクヘッジなど金融工学も総動員しながら保険・年金システムを構築していく作業は、一般の人から見たら気が遠くなるほど複雑な計算の連続です。

社内にアクチュアリーが少人数しかいないような会社では、連日長時間の残業を続けながらそうした地道な計算に取り組むことになります。

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4.外資系企業では年収数千万円の例も

アメリカではアクチュアリーの数が日本の10倍以上もいますが、資格を持つ人がまだまだ少ない日本では売り手市場となっています。

たいていの企業では数理計算のプロを貴重な人材と見なしており、給料面はもちろん待遇面でも有利な条件で雇用しているものです。

保険業界や金融業界では異動に伴う転勤も避けられませんが、アクチュアリーは本社勤務のまま原則として転勤がありません。

営業成績が振るわないとリストラもあり得る営業担当社員などと比べ、社内で重宝されるアクチュアリーは地位も安泰と言えます。

収入面では日本企業でもアクチュアリーが十分に優遇されていますが、数理計算や企業リスク管理に対する評価が高い外資系企業では年収数千万円以上の例も珍しくありません。

そうした有利な転職先を見つけられる可能性に加え、将来的には日本でも欧米並みに独立開業してさらに高収入を実現するアクチュアリーも増えると予想されます。

5.準会員と正会員それぞれの試験難易度

日本アクチュアリー会が行う資格試験には1次試験と2次試験があり、5科目からなる1次試験すべてに合格することで準会員になれます。

数学と生保数理・損保数理・年金数理に「会計・経済・投資理論」を加えた1次試験5科目の合格率は、その年によって変動する上に科目ごとの差も見られます。

合格率10%程度という難関の科目も多いため1年で複数科目に合格するのは至難の業とされ、5科目すべてに合格するまで何年もかかるのが普通です。

1次試験合格者だけが受験できる2次試験には生保コースと損保コース・年金コースの3つがあり、いずれかのコースに合格することで正会員として資格認定されます。

合格率が10%以下から20%程度で推移している2次試験も含め、働きながらアクチュアリーを目指すには自分の時間を削りながら勉強時間を捻出しなければなりません。

将来のアクチュアリー候補育成に力を入れている保険会社では、合格科目に応じて手当を加算するなどして資格取得を支援してくれます。

高い収入を得られるが、人を選ぶ仕事アクチュアリー

アクチュアリーは資格を取得するだけでも大変な上に、実際の仕事も多忙なため誰でもできる仕事ではありません。

それだけに難関試験を突破してアクチュアリーと認定された優秀な人材には高収入が約束されています。

保険業界だけでなく一般企業にまで活躍フィールドが広がりつつあるアクチュアリーは、将来性豊かな職業です。

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