電気通信技術者・研究者の収入・仕事内容、良い点、悪い点は?

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電気通信技術者・研究者の収入・仕事内容、良い点、悪い点は?

インターネットや電話は専用回線・LANなどとともに電気通信として総称されますが、それらの技術開発や保守管理を行っているのは専門の研究者や技術者です。

その電気通信技術者・開発者の仕事について解説します。

1.電気通信事業に関わる研究開発や保守運用の仕事

遠く離れた人同士で情報を交換する手段として、古くからさまざまな通信技術が考え出されてきました。

現在では郵便を除く大半の通信手段で何らかの電気信号や電磁波などを利用しているため、通信と言えば電気通信とほぼ一致します。

電気通信には電話や電信・インターネット・無線などの種類があって、それぞれ電話会社や携帯電話会社・インターネットサービスプロバイダなどの電気通信事業者が運営しています。

どの電気通信事業者にもカスタマーサービスや営業・事務の仕事を行う社員だけでなく、電気通信機器の保守運用や研究開発に従事する技術者・研究者が勤務しているものです。

保守運用を担当する技術者の中には新たな通信回線の構築や、トラブルが発生した場合の復旧作業を行う人も含まれます。

電気通信に関する新技術の研究開発を担当する技術者は各企業の研究所に勤務しており、その研究成果が新たな通信サービスの実用化へとつながっているのです。

2.大手通信会社の主任研究員になれば年収1000万円以上も

以上のような電気通信技術者や研究者の就職先はNTTやそのグループ企業に限らず、電話工事やLAN工事などを行う小さな下請け企業までが含まれてきます。

当然のことながら技術者・研究者の給料もそうした就職先企業の事業規模によって大きな差が見られ、大手企業ほど収入面でどうしても有利になってくるものです。

電気通信技術者の仕事に生かせる資格として電気通信主任技術者が挙げられますが、この資格を持つ人の間でも平均年収には300万円から500万円まで幅が見られます。

電気通信主任技術者は主に電気通信設備の工事や運用面を担当する資格ですので、監督者の立場にあってもそれほどの高収入にはつながりにくい面があります。

一方で大手通信会社の研究所に採用された場合は、技術者も平均年収800万円以上の高収入が視野に入ってきます。

主任研究員クラスになると給料が一気にアップするため、年収1000万円以上を稼いでいる人も少なくないのです。

3.保守運用の仕事は深夜の仕事も多く激務

同じ電気通信技術者・研究者でも保守運用を担当する社員の場合は、勤務時間も不規則となりがちで場合によっては深夜の工事や徹夜の作業を強いられる可能性があります。

24時間稼働を続ける電気通信システムの運用には交代制を敷いて対応に当たり、トラブルが発生した場合は昼夜を問わず利用客のもとに駆けつけて復旧に当たらなければならないのです。

企業や官公庁などの依頼を受けて新たな電気通信ネットワークを導入・構築する際には、可能な限り日中の時間帯を避けるため深夜から早朝にかけて工事を行う例も少なくありません。

決められた時間内に工事を間に合わせようと徹夜で作業を進めることも珍しくないだけに、担当する技術者にもある程度の体力が求められてきます。

一方で大手通信会社の研究所に勤務する研究者には裁量労働制が適用される場合も多く、給料が低いうちは勤務時間が長くなるにつれて割に合わないと感じるようになるものです。

4.電気通信技術の未来を切り拓く研究職

高度に発達した現在の電気通信技術は、大学の研究員だけでなく電気通信会社の研究者によって開発されてきた部分も大きいものです。

NTTや携帯キャリアなど大手通信会社ではそれぞれ独自の電気通信技術を研究開発しており、そうした研究からブロードバンドサービスやさまざまな携帯電話サービスが生まれてきました。

電気通信研究者が日々地道な研究開発に取り組んできたからこそ、動画投稿サイトやSNSなど便利なサービスが次々と考え出されてきたのだと言えます。

電気通信事業に限らず研究職は時間をかけて取り組んだ研究開発が必ずしも実用化されるとは限りませんが、世の中に大きく貢献できる画期的な新技術の開発に成功したときの達成感は大きいものです。

現在は固定通信と無料通信・インターネットを統合する次世代ネットワークのNGNや、第5世代移動通信システムの5Gなどが各社で研究されています。

5.大手通信会社の採用状況

電気通信技術者の中には地方の小さい会社で電話回線工事やLAN工事などに従事している人も多く含まれますが、この業種の中で最も高収入が期待できるのはやはり大手通信会社の技術者や研究者です。

ネットワークエンジニアなどのエンジニア職なら短大や高専・専門学校卒でも募集対象に入るのと比べ、研究開発職となると大卒以上が応募資格とされている例も少なくありません。

それも理系大学の大学院修士課程・博士課程修了が採用に有利と言われており、それだけ研究者には優秀な人材が求められているのです。

まずは理系大学で電気工学や情報工学などを学び、大学院に進んで特定分野に関する研究に従事するのが電気通信研究者になる王道のコースです。

アクセス系・ネットワーク系・サイバーセキュリティ系のエンジニア職を目指す場合は必ずしも理系大学や大学院卒でなくても、面接などの対策をしっかりしておけば大手通信会社に採用される可能性は大いにあります。

時代の最先端を走れる電気通信技術者・研究者の仕事

近年の電気通信技術は進歩が著しく、IoTやユビキタスなどの最新技術に関する研究が現在も進行中です。

そうした先端技術を開発する研究者だけでなく、通信インフラ整備に欠かせない技術者にも多くの人材が必要とされています。

どちらも時代をリードしながら世の中を便利にする仕事として、誇りを持って取り組める職業です。

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